ニュース
AIエージェントを“速習”できる入門資料、法務AIサービス企業が無料公開
法務を支援するAIサービスなどを開発するLegalOn Technologiesは、資料「速習 AIエージェント入門」を無料公開した。
法務を支援するAIサービスなどを開発するLegalOn Technologies(東京都渋谷区)は11月21日、資料「速習 AIエージェント入門」を無料公開した。社内向けに開催したAIエージェント開発のセミナーで使用したもの。扱うトピックを絞り、技術的な詳細を省いていることが特徴で、自律的にタスクをこなすAIエージェントについて素早く学べるという。
同社のソフトウェアエンジニアが制作した資料で、全70スライドで構成。AIエージェントに対する共通認識を社内でそろえるため、プロダクトマネジャーやデザイナー、エンジニアなど開発系職種向けに作った。
資料では、AIエージェントという用語の定義や、技術的な仕組み、開発で利用する代表的なフレーム―ワーク・ツールなどを解説した。資料を使った社内向けセミナーも好評で、計2回の開催で約190人が集まったという。
なお、今回公開した資料のみを利用する場合、スライドだけでは「細かいところまでは説明しきれなかった」とする一方、土台となる知識などがあれば「生成AIの力を借りながら独学することは可能」と説明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
非エンジニア職も学べる、新卒向け「生成AI研修資料」 SaaS企業が無料公開
SaaS事業などを手掛けるブレインパッドは、生成AIについて学べる新卒向け研修資料を公開した。生成AIの概要や仕組みなどを、全58枚のスライドで紹介している。
生成AIシステムの開発、外部委託の注意点は? ガイドラインを無料公開 日本ディープラーニング協会
日本ディープラーニング協会は、生成AIを組み込んだシステム開発を、外部に委託する際のポイントをまとめた「生成AI開発契約ガイドライン」を公開した。秘密保持契約書やソフトウェア開発契約書などのひな型も付属する。
東大の松尾・岩澤研、「大規模言語モデル講座」の資料を無料公開 LLMの理論から実践まで体系的に解説
東京大学の松尾・岩澤研究室は、大規模言語モデル(LLM)に関する講義資料を無料で公開した。同研究室が2024年9月から11月にかけて実施した講座「大規模言語モデル講座2024」で使用したもの。
“6分で分かる”ビジネスパーソン向け「AIエージェント入門資料」、パナソニックコネクトが公開
パナソニックコネクトは、「6分でわかるビジネスパーソンのためのやさしいAIエージェント入門」と題した資料を公開した。AIエージェントの特長や仕組みなどを、全24枚のスライドで解説している。
“目”を持つAI「VLM」のまとめ資料、ソフトバンクのAI開発企業が公開 基礎やトレンドを全95ページで紹介
ソフトバンクの子会社でAIの研究開発などを手掛けるSB Intuitionsは、大規模視覚言語モデル(VLM)の基礎などをまとめた資料「大規模視覚言語モデルの開発」を無料公開した。

