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9割超の企業「AIが浸透しても新卒採用数を減らさない」 一体なぜ? マイナビが解説(2/2 ページ)
9割以上の企業はAIが浸透しても新卒採用数を減らさない――マイナビは2月25日、2027年卒新卒採用の動向に関し、このような調査結果を公開した。同日に実施した記者向け説明会では、AIの普及が採用活動や新入社員の業務に与える影響なども解説した。
しかしいずれの業務も、8割以上の企業が「AIで代替可能」と答えた。議事録の作成は、9割以上の企業がAIで代替できると考えていることも判明した。マイナビは「これらの業務が新入社員の仕事としてなくなる可能性が高い」と説明している。
反対にAIでは代替できない業務も聞くと、「トラブル発生時の対応やリカバリー」が77.8%で最も多かった。続いて「顧客への提案」が76.7%、「顧客要望のヒアリング」が74.9%だった。
加えて、企業が「AI時代に新入社員に求めるスキル・能力」の1位は、「コミュニケーション力(AIを補完し、人との協働を円滑にする力)」との調査結果も出ているという。マイナビは「コミュニケーションが求められる業務はAIが浸透してもなくならない」としている。
今回の調査は、同社が運営する人事情報メディア「HUMAN CAPITALサポネット」の会員と、就活情報サイト「マイナビ2027」を利用する企業の担当者宛のメールマガジンで案内をした。回答したのは1579社(内上場企業は107社、非上場は1472社。製造業は609社、非製造業は970社)。調査期間は1月26日から2月8日まで。
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