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就活にAI浸透、自己分析やES作成など……「企業は採用戦略の再構築が急務」
「ペーパーテストなど従来の採用戦略ではスキルの見極めが困難になる」とし、AI活用を前提とした採用戦略への転換が急務だと指摘している。
就職活動で生成AIを使ったことがある学生は、エンジニア志望の2026年卒業生のうち8割――ITエンジニア就活サイト「paiza新卒」運営元が9月3日、こんな調査結果を発表した。同社は「ペーパーテストなど従来の採用戦略ではスキルの見極めが困難になる」とし、AI活用を前提とした採用戦略への転換が急務だと指摘している。
5月9日〜16日にかけ、paizaに登録している2026年〜29年卒業予定の学生1075人を対象に、生成AI利用についてネットでアンケート調査した。
就職活動を経験した回答者のうち、生成AIを利用したことがあるのは26年卒で80.6%、27年卒で56.2%に上った。
利用したことがある場面は「自己分析」(63%)、「エントリーシートの作成」(61.6%)が多く、「面接対策」(44.9%)、「業界・職種研究」(39.6%)、「企業研究」(37.5%)、「自分の適性理解」(28.2%)などに利用している人も目立った。
同社は「AIネイティブ世代にとって、生成AIはすでに不可欠なツールとして定着している」と指摘。「今後の採用活動において、企業側も生成AIの活用を前提とした学生の特性理解や、評価方法の検討が必要となる可能性を示唆している」と述べている。
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