2007年の気になる手帳を使ってみる――能率ダイアリー タイムデザイナーリレー連載・今日から始める手帳選び(7)(2/2 ページ)

» 2006年12月26日 15時33分 公開
[カマタスエコ,ITmedia]
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使い心地

 デスクワーク中心なので、食事も含めた行動記録に購入記録、起床から体重管理、あらゆるものを詰め込んでみました。

 上の欄外(起床)、下の欄外(万歩計の記録、体重・体脂肪)、日付の部分は原稿の締め切りなどを記入。この日付の部分は25×13ミリのフリースペースで、バーチカル部分の1時間(2段分)よりも大きく、ページ上部にレイアウトされているため目立ちます。自分にとって重要な事柄を書き留めておくには最適なので、原稿の締め切りを書くことにしました。

 書きやすい紙で、ファイバーチップペン「STABILOポイント88シリーズ」の20色セットやドルチェビータの万年筆を使用しましたが、まったく裏うつりしません。さすが、帯に「高級オリジナル能率手帳用紙」と謳っているだけのことはあります。そこで、買った物をちょこちょことイラストにしてみました。気分転換になるのでオススメです。

 取り急ぎ黒インクで記入しておいて、移動中の交通機関の中などで色インクで情報を追加したこともあります。B6サイズはかなり扱いやすい大きさに感じました。

 バーチカル部分のカレンダーは「今の週」が白ヌキになっています。「あと1週ある」といったことが視覚的によくわかるのです。バーチカルで欠けがちな感覚を、このカレンダーの白ヌキが補ってくれました。細かい配慮ですが、とても便利です。

 その下の大きめ2コマをどう使うか悩みましたが、上はブログに書きたいことを羅列しておき、下は新しいレシピを毎週必ず考えてここに書く――ことに決めました。自分を発奮させるためのコーナーにする予定です。

現在の週は白ヌキで一目瞭然
さらに使い続ければ、もっと深くつきあえそうな予感

 全般的に快適に利用できましたが、やや残念だった点もあります。Monthly action planの月表示は、1月ならJANUARYと「1」が重なっていました。重なっている上に、とても小さいのでわかりにくいのです。細かい点ですが、よく利用する部分ですし、完成度が高いのでもったいないと感じた点です。

数字を大きく入れただけでもよかったのでは?
時差表にサマータイムの実施期間の記述があればさらによい
日本地図を1ページというのは小さすぎだったかも
提供元 商品名 価格
日本能率協会 能率ダイアリー タイムデザイナーB6 2415円

 次回は「ダイエットダイアリー」のリポートと全体のまとめです。

筆者プロフィール カマタスエコ

 横浜生まれ、東京育ち。コピーライター、フォトエッセイストにして料理研究家。設計技師の父の影響で、小さい頃から製図道具に囲まれる生活だった。そんなDNAからか、筆記用具をはじめとした文房具に詳しい。ブログは「カマタスエコのブログ」。同じく運営するWebサイト「電脳カマタ食堂」は「信毎ホームページ大賞2006」のライフ/情報部門の優秀賞を受賞している


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