ファイリングソフト「楽2ライブラリ」の最新版、“仮想デスク”で書類整理

書棚やバインダを再現したわかりやすいインタフェースが特徴の「楽2ライブラリ パーソナル」。2月10日発売の最新バージョンでは書類整理をリアルに再現したという仮想デスク機能を搭載した。

» 2007年01月18日 12時18分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 PFUは、ファイルをめくる感覚で閲覧できるファイリングソフト「楽2ライブラリ パーソナル(らくらくライブラリパーソナル)」の最新版を2月10日に発売する。価格はオープンプライスだが、同社の販売サイト「PFUダイレクト」では2万5200円で販売。Windows 2000/XPのほか、Windows Vistaにも対応する。

 楽2ライブラリは、書棚やバインダを再現したインタフェースが特徴のファイリングソフト。WordやExcelなどのオフィスソフトをはじめ、テキストファイルや画像ファイルなどのドキュメントファイルをPDFに変換して管理できる。書類をバインダにファイリングし、書棚にしまうという現実と同じ感覚でドキュメントファイルの管理が可能だ。

書棚やバインダを再現したインタフェースが特徴
ファイルをめくる感覚で閲覧できる

 最新版の「楽2ライブラリ パーソナル V4.0」では、ファイルの編集作業と紙文書の電子化作業を改善。バインダに収録した複数のページを「ばらし」たり「並び替え」したり、「分類」したりといった編集作業をマウス操作で簡単に行える仮想机「作業デスク機能」を追加した。

マウス操作で簡単に行える仮想机「作業デスク機能」

 また、同社のドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズからの取り込み機能を強化。バインダを開いてデータを取り込む従来の方法に加え、スキャニング時にデータを取り込むバインダを指定したり、楽2ライブラリを起動せずに、指定した電子バインダに紙文書を直接取り込むめるようになった。さらに、ScanSnapで紙文書をまとめて読み取り、作業デスクでページの仕分けをしてから、各バインダに収録できるようになっている。

 このほか、社外秘や日付印などを押せるスタンプ機能を追加。押したスタンプごとにファイルを検索することも可能で、社外秘スタンプを押したファイルだけを探し出すといった使い方もできる。また、書庫・キャビネット・バインダ単位のデータバックアップと復元ができる「バックアップ/復元ツール」も用意した。

 PFUでは、10ユーザパックも販売する。価格はこちらもオープンプライスだが、PFUダイレクトでは20万1600円。従来バージョンのユーザーには、7140円でバージョンアップサービスも提供する。

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