コピー用紙20枚を片手でサクッと――マックスのホッチキス「SAKURI」週刊「仕事耕具」

テコの原理を応用した「軽とじ機構」で、サクッと綴じられる――。マックスは、綴じる力を約50%軽減したホッチキス「SAKURI」を発売した。女性でもコピー用紙20枚を片手で簡単に綴じられるという。

» 2007年03月12日 17時36分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 マックスは3月12日、独自の「軽とじ機構」で綴じる力を約50%軽減(同社比)したホッチキス「SAKURI(HD-10NLK)」を発売した。本体カラーはブルー、レッド、ライトブルー、ホワイトの4色。再生プラスチック材を使用したグリーン購入法適合品で、価格は525円。

 SAKURIでは、女性がコピー用紙20枚を片手で簡単に綴じられることを重視。ハンドルの支点と、ホッチキス針を押し出すドライバが付いたアームの支点に差をつけて、テコの原理を応用した「軽とじ機構」を搭載した。このため、もっともポピュラーな10号ハンディタイプホッチキスより長さが約3センチ短いにも関わらず、綴じる力を従来製品から約50%軽減したという。

 また、ホッチキス針をマガジンに50本装填できるほか、ハンドル上部に予備として100本の針を収納できる「針ストッカ」を装備した。マックスでは「営業などで外出しても、安心して利用できる」という。このほか、上下のハンドル部を閉じた状態で維持できるストッパ機能も搭載している。

 なお、SAKURIのネーミングは、事前のマーケティング調査で、従来品に比べて「サクッと心地よく綴じられる」との声があったことが由来。マックスによれば、10号針を使うハンディタイプホッチキスで初めて、日本ユニバーサルデザイン研究機構によるユーザビリティ調査を繰り返し実施し、「誰にでも使いやすい」ホッチキスを開発したという。

 とじ枚数は最大で約20枚、とじ奥行きは26ミリ、とじ口寸法は8ミリ、サイズは26×80×55ミリ(幅×奥行き×高さ)。本体の重さは82グラム。

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