名刺、SDカード、鍵、電子マネー――。社員証ホルダーに入れておくと便利なものを探してみよう。
先日、会社に自宅の鍵を忘れて、深夜に“出社”するハメになった。なぜ会社に自宅の鍵を忘れたのかが問題だ。実は以前、自宅の鍵と会社のデスクの鍵をまとめて持ち歩いていた。その日は、デスクの鍵穴に鍵を挿したまま帰ってしまったのである。
電車から降りてすぐに会社に電話し、デスクから鍵を抜いてひとまず保管してもらったのだが、そのままでは自宅にも入れない――。というわけで恥ずかしながら深夜の出社となったわけだ。今回の失敗は、プライベートと会社で使うものを一緒に持っていたため。しっかり分けて保管しようと考えた。
そこで思い付いたのが、会社の鍵は社員証ホルダーにくっつけておけばいいのではないか、と。Biz.ID編集部でも同じように鍵をしまっている人もいるし、これは確実だ。このほかにも社員証ホルダーに入れておくと便利なものがありそうだ。
樋口健夫氏の連載でも収納法に触れた名刺を入れるのはアリだ。二つ折りの財布に入れておくのもアリだが、折れ曲がってグシャグシャになってしまう可能性もある。その点、社員証は名刺とほぼ同じ大きさだから、ホルダーに入れておいても型崩れの心配は少ない。あまりかさばらないよう、5枚程度を目安に入れておこう。
デジタルカメラを使う人は、SDカードを入れておくといい。筆者は携帯電話用に購入したmicroSDをminiSDやSDカードに変換するアダプタも一緒に入れている。カード型の収納ケースもあるので利用してもいいだろう(4月24日の記事参照)。
社員証ホルダーのストラップにボールペンを挟んでいる人もいる。気を付けたいことが1点。うっかり出したままにしたペン先が、ワイシャツを汚してしまうこともある。挟んだボールペンのペン先が出ていないか、よく確認しよう。
入れておくと意外に助かるのは千円札。ときどき財布を忘れてしまうおっちょこちょいな筆者は、この1000円で“命がつながった経験”を何度もした。最近だと、Edyやnanacoのような電子マネーのカードを入れておくのも、コンビニなどで使えて便利だ。1000円だと使った後に小銭がジャラジャラしてしまうが、電子マネーであれば小銭は出ない。実にスマートである。もちろん、電子マネー対応の店舗は事前にチェックしておこう。
「財布を忘れてもコーヒーが飲めるから」と「スターバックスカード」を社員証ホルダーに忍ばせていたのは「Business Media 誠」のY編集長。カバンに財布を入れたまま外に出歩いてしまう女性にはオススメの方法かもしれない。
定期券を社員証ホルダーに入れている人もいる。毎朝必ず使う定期を一緒にしておけば社員証を忘れることも防げる。だが、出先で社員証ホルダーを紛失してしまった場合、結構痛かったりするから気を付けよう。
というわけで、1)薄くて、2)軽くて、3)会社だけで使うもの――は社員証ホルダーと“相性”がよさそうだ。このほかアイデアがあれば、トラックバックやはてなブックマークを通じて教えてほしい。ただし、あまり社員証ホルダーに詰めすぎてしまうと、重くて首が痛くなったり、紛失したときのショックが大きかったりする可能性もあるから要注意だ。
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