“Not To Do”を用意するのだシゴトハッカーズ(2/5 ページ)

» 2009年01月15日 12時41分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

紙、そのほか便利そうなタスク管理ツールを、安易に使い始めないMOLESKINEなど、思わず手を出しそうになる魅力的なツールがよく紹介されていますが、タスク管理目的で“試用”を始めてしまってはいけません。タスクが少ないうちは便利そうに思えて深みにはまっていくのですが、タスクが増えてくると、どんなツールでも管理や維持が難しくなってきます。この時点で、「やっぱり元のツールに戻ろう」とすると、結構な数のタスクが分散管理されることになっていて大変です。少々の不便に目をつぶりつつ一元管理を固守し、どうしても試したくなったら、しばらくは元のツールと新ツールで、「二重管理」し続けるほうが、まだおすすめです。

なるほど。安易に新ツールに手を出さないと。耳が痛いです。


気が進まない仕事は3分または5分と時間を決めて、その時間だけはやる。気が進まないからといって先送りをし続けると、どんどんイヤになってしまいます。少しでも進めれば、その仕事の印象も変わってきます。例えば、なかなか手がつけられない資料作成ならタイトルだけ決めてしまうとか、Wordで新規文書を作成し「名前を付けて保存」でファイルを作ってしまうようにします。そして、このファイルを「スタートアップ」に登録して、PCを立ち上げるたびに必ず目に入るようにしておき、毎朝そこに1行でも2行でも思いつく限りのことを追記していくようにします。

とりあえず取りかかる&取りかかったら目にするような仕組みってことですね。


連続して仕事しない。一仕事が終わったら、調子が良くても必ず一息入れるようにしています。特に調子が良いと次々に仕事に取りかかってしまいたくなります。時間の節約にもなりますので。ただ、そうやっているとたいていどこかで行き詰まり、そのとき反動がきて一気に休みたくなったり、以後の仕事を全部翌日に持ち越したくなったりしてしまいます。一息というのは、一分でもいいと思うのですが、文字通り「頭を切り替える」意味で大切です。

まさに、一服するって感じなわけですね。

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