残業についての考え方、経営者と従業員で違い(2/2 ページ)

» 2010年10月20日 08時00分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
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残業によるマイナスの影響

 残業によるマイナスの影響について、従業員はどのように考えているのだろうか。この質問に対し「疲労の蓄積」(80.8%)と答えた人が最も多かった。次いで「プライベートな時間の減少」(72.0%)、「ストレスの蓄積」(63.2%)、「睡眠時間の減少」(38.9%)と続いた。年代別に見てみると、20代は「プライベートな時間の減少」と回答した人が最も多かったが、年代が上がるにつれ「疲労の蓄積」と答えた人が多かった。

(出典:みずほ総合研究所)

 また残業が減少しない要因を聞いたところ「業務の効率化が進んでいないため」(50.7%)と答えた人がトップ。以下「業務量が多すぎるため」(38.1%)、「管理職のマネジメント不足のため」(25.7%)と続いた。

 インターネットによる調査で、ビジネスパーソン905人が回答した。調査期間は8月18日から9月3日まで。

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