コンパクトだけど高性能――新しくなったキヤノンの複合機、Sateraの新機種をさきっちょが使ってみたSatera複合機とさきっちょ

昨今のA4複合機は、コンパクトな本体でコストもリーズナブルだけど、性能は必要十分――。その中でも特に、これからの働き方にマッチしたのが新しいSatera複合機である。そんなSatera複合機をあのさきっちょが使ってみた。

» 2010年10月21日 10時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
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 プリンタやコピー、スキャナ、ファクスといった機能が1つになった複合機。単機能機を並べるよりも設置場所が節約できるなどの理由で、導入しているオフィスが増えている。

 ところが、実際の利用者は複合機も単なるプリンタやコピー機としてしか思っていないことが多い。多機能ゆえに操作が難しいイメージがあり、結局「限られた一部の機能しか使っていない」というのである。

 実際、OLのさきっちょも「複合機って大きくて、値段も高いし、難しいんでしょ?」と思っていたのであった。

さきっちょ、覚えてる?

 本名は中川早紀(なかがわ・さき)。女子大生だった2004年冬、クリスマスまでに彼氏を作るという目的で、友人のはあちゅうとブログ「さきっちょ&はあちゅうの恋の悪あが記」をスタート。当時、2人のブログをさまざまなメディアが紹介し、最終的にブログが書籍にもなった。そんなさきっちょも今年は社会人5年目。仕事の壁にぶつかっているようです……。



 複合機、もっと活用できれば仕事もうまく進みそうなんだけど、わたしには難しいかも……。それになんだか大きくて、コストも高くつきそうだし……。


 そんな時、隣の部署が新しい複合機を導入した。名前は「Satera MF4580dn」。キヤノン Satera MFシリーズの最新機種である。「え!? 複合機ってこんなに小さいの? しかもピアノ塗装でキラキラしてる。かっこよくて複合機に見えなかった!」――。大きさは390×448×361ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは約13.4キロ(トナーカートリッジ含む)と机の上にも置けるサイズ、しかもスタイリッシュな複合機に驚くさきっちょであった。


手狭なオフィスでも活用

 オフィスの効率化が進んでいる。小さなオフィスでも限られたスペースを有効活用するために、フリーアドレスを採用したり、通信環境を整備して社内のどこからでも業務システムにアクセスしたりできるようになりつつある。こうしたオフィス作りが一般化してくると、プリンタやコピー機、ファクスなどをまとめて、オフィススペースを有効に使うケースが増えてくる。そうした機能を1つにまとめられる複合機に注目が集まるわけだ。

 とはいえ、決まった場所にどかんとスペースを取る大きな複合機は、手狭なオフィスには置きづらい。すでに大きな複合機が設置してあったとしても、島単位で手近に利用できたり、小さなオフィスでも場所を取らずに設置できたり、省スペースで使いたい時だけ存在感を出す、そんな複合機が求められているのである。

 新しいSatera複合機のMF4500シリーズ/MF4400シリーズは、最上位機のMF4580dnでも本体サイズは390×448×361ミリ。ワーキングデスクにも十分設置できるほか、ちょっとした袖机にも置ける大きさだ。消耗品もトナーカートリッジ1つだけなので備品スペースも含めたオフィス空間の有効利用にうってつけである。

 大きさと並んで重要なのが静音性。ワーキングデスクに置くのであれば、近くで仕事をする人たちのためにも静かでなくては困る。MF4400シリーズであればファンレス設計なので稼働音も気にならない。コンパクトで静かだけど、A4用紙片面の印刷速度は毎分25枚(MF4500シリーズ。MF4400シリーズは毎分23枚)と高速――。それが新しいSatera複合機なのだ。

 複合機って言うと大きい印象があったけど、Sateraは小さくてびっくり。これならわたしの部署にも置けそう。静かなのもポイントが高いわ。


何と言っても低コスト、電気代も用紙代も節約

 性能が高くて生産性向上に役立つとしても、ランニングコストが高くては仕方がない。Satera MF4500シリーズ/MF4400シリーズは、ランニングコストを削減。スリープ時の消費電力を3ワット以下に抑える節電モードで電気代を削減できる。過去機種(2006年に発売したMF5770)では毎時2.77キロワットだったTEC値(注)は格段に低くなり、毎時0.91キロワットに。これは年間で2000円以上の電気代削減に当たるのだ。複合機の利用期間が5年程度だと考えると、次の機種への買い替えまでに1万円程度の差が出ることになる。

(注)TEC(Typical Electricity Consumption)値:プリンタなどのオフィス機器における「1週間の標準的な消費電力量」を示す国際エネルギースタープログラム適合基準。稼働状態とスリープ/電源オフ状態をウイークデーにあたる5日間繰り返し、休日2日分はスリープ/電源オフ状態のまま過ごして、その消費電力量を測定したもの。単位はキロワット時(kWh)。

 TEC値ってよく分からなかったけど、要するに電気代に影響があるってことね。Satera複合機なら、使っている時のコストを抑えられるってことだ。


 コストを削減する観点であれば、印刷用紙の費用にも気を配りたい。と言ってもさすがに印刷用紙の価格は変えられないが、印刷用紙を効率よく使用することで、用紙代のコスト削減が可能だ。

 例えば、1枚のA4用紙に集約して印刷する方法。MF4580dnとMF4570dn、MF4550dでは両面印刷機能を搭載しているので、A4裏表に最大で8面の印刷を割り当てられる。8ページのPowerPointを1枚に集約できれば、それだけで用紙代は8分の1となり、大きなコスト削減だ。

 消耗品はドラム一体型トナーカートリッジの1つだけ。A4モノクロ印刷(片面印刷)の場合、1枚あたりのトナー単価は約3.9円、トナーカートリッジ2本セット(2011年2月ごろ発売予定)の場合は1枚あたり約3.3円となっている。

すぐ利用できるから時間も節約

 消費電力が低いだけではもちろん不十分である。ポイントは、節電モードからの復帰時間も早いこと。こまめにスリープモードに入ると電力消費は抑制できるが、いざ印刷しようという時になかなか使えないということだと困る。1枚しか印刷しないのに起動するまで待たされ、気ばかり焦るという経験をした人も多いのではないだろうか。

 電力消費は抑えたけど生産性も下がりました――では導入する意味がない。新しいSatera複合機は、節電モードからのリカバリーもわずか2秒。ファーストコピータイムは9秒以下なので、1枚目が出てくるのが断然早い。日常業務の中で、1〜2枚の出力が中心の場合は、その速さを体感できるだろう。

 もちろん連続印刷速度は毎分25枚(A4モノクロ片面、MF4580dn、MF4570dn、MF4550dの場合)と高速。限られたビジネスの時間を節約し、生産性向上に貢献できるはずだ。


過去機種(左/2006年に発売したMF5770)と比較すれば一目瞭然。新しいSatera複合機のファーストコピータイムの速さをお分かりいただけただろうか

 なるほどー、確かにわたしも1枚目がなかなか出てこなくて、イライラしたことがあります。これなら、とっさの1枚もすぐ印刷できて便利ですね。


簡単操作でらくらく

 せっかく高機能でもそれらの機能を使いこなせていないのがこれまでの複合機。操作パネルを見てもどのボタンを押せばいいのか分からない――ということがしょっちゅうだ。Satera複合機ではこの操作パネルを簡略化。コピー、ファクス、スキャンなどの機能別ボタンを上部に配置し、分かりやすい操作性を実現した。

 斬新なのはファクスなしモデルだ。テンキーなどのボタンを思い切って削減。ボタンの総数を減らすことにより、シンプルな操作パネルに仕上げた。

ファクスありモデル(MF4580dn、MF4570dn、MF4550d、MF4450)の操作パネル
ファクスなしモデル(MF4430、MF4420n、MF4410)の操作パネル

 わたしもボタンが多いだけでびっくりしてしまうタイプ。ボタンが少ないだけでこんなに分かりやすいんだ。なんだか安心しちゃうな。


 さらにこれまで2行カタカナ表記だった液晶表示が5行漢字表記対応となった。白色バックライトによりさらに明るく読みやすくなったほか、紙詰まりやトナー交換時の手順をアニメーション表示するなど、総合的な表現力が大幅にアップした。

 また、5行表示に収まらない説明文は、画面上を文字がスクロールして解説するような表現も備えた。

ネットワークスキャンに対応、でも簡単!

 本体同梱のスキャンユーティリティソフト「MF Toolbox」も強化。従来、USB接続のみの対応であったスキャン機能も、ネットワーク対応機(MF4580dn、MF4570dn、MF4420n)では、ネットワーク経由でのスキャンが可能になった。

 またSatera複合機本体のスキャンボタンを押すだけで、ファクス感覚で対象のPCにスキャンデータを送り込める「プッシュスキャン」機能をネットワークで共有できるのはとても便利。生産性向上に直結する機能と言えよう。

 複合機のスキャナと言うと、スキャンしたファイルの保存場所が分かりづらかったり、操作方法も難しかったりと、どうしても敬遠しがちだった。操作パネルを簡略化し、ファイルの保存場所なども簡単に指定できる新しいSatera複合機なら簡単にスキャンできるはず。

 書類を電子化し、文字検索できるようになれば業務効率もぐっと上がる。今回のSatera複合機は、モノクロ複合機ながらスキャンはカラーに対応、カラーの書類も忠実に電子化可能だ。「Satera複合機で簡単スキャン」をぜひ試してほしい。

スキャンユーティリティソフト「MF Toolbox」の画面。原稿の文字と写真にそれぞれ最適な圧縮をかける「高圧縮PDF」や、OCR処理をかけて文字検索を可能にする「サーチャブルPDF」も作成できる

 スキャナの機能なんて使ったことなかった! なんだか難しそうだったけど、使ってみたら、操作パネルは簡単になっているし、ファイルのやり取りも分かりやすい〜。

 それに印刷はモノクロなのにスキャンはカラーでできるのもびっくり。わたしもSatera複合機を使って、本格的に資料の電子化にチャレンジしてみようかしら。

 コンパクトな本体でリーズナブルなコストだけど、性能は必要十分――。これからの働き方にマッチした新しい複合機がSateraなのだ。


新しい複合機のカタチ、Sateraのラインアップは?

 気になるラインアップは、プリント、コピー、スキャン、ファクスの4機能が1つになったモデルがMF4580dn、MF4570dn、MF4550d、MF4450。ファクスなしモデルがMF4430、MF4420n、MF4410の計7機種。

 両面印刷機能で選ぶならMF4580dn、MF4570dn、MF4550d、ネットワーク機能で選ぶならMF4580dn、MF4570dn、MF4420nの各3機種。フル機能を活用したい場合は最上位機のMF4580dnがオススメだ。

 デザインも一新して、さらに使いやすく、機能も充実したSatera複合機。コンパクトな複合機を探している人はもちろん、プリンタやファクス、スキャナなどを1台にまとめたいと考えている人は試す価値があるだろう。

上段:MF4580dn(左)、MF4570dn(中央)MF4550d(右)
下段:MF4450(左)、MF4430(中央左)、MF4420n(中央右)、MF4410(右)
製品名 MF4580dn MF4570dn MF4550d MF4450 MF4430 MF4420n MF4410
標準価格 (オープン価格)
印刷速度 毎分25枚(片面)、毎分7.7枚(両面) 毎分23枚(片面)
プリント
コピー
カラースキャン
ファクス
ADF(自動原稿送り装置) 自動両面読取
(最大:50枚)
片面読取
(最大:35枚)
両面印刷
ネットワーク対応
本体サイズ 390×448×361ミリ 390×441×455ミリ(ADF使用時) 390×441×301ミリ

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提供:キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:誠 Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2010年11月20日