キヤノンは、SOHOや事務所向けのA4モノクロレーザー複合機7製品を10月21日に発売。実勢価格は2万1980円〜4万7980円で、TEC値はいずれも1.0kWh以下に抑えた。
キヤノンは、SOHOや小規模の事務所向けA4モノクロレーザー複合機の新製品7機種を10月21日に発売する。実勢価格は2万1980円〜4万7980円。
「Satera MF4580dn/MF4570dn/MF4550d/MF4450」はコピー、プリント、ファクス、スキャンの4機能、「Satera MF4430/MF4420n/MF4410」はコピー、プリント、スキャンの3機能を備える複合機。Satera MF4500シリーズは両面印刷にも対応している。
A4縦用紙の印刷速度はSatera MF4500シリーズが毎分25枚、Satera MF4400シリーズは同23枚。従来機種の毎分22枚より、印刷速度が向上している。A4モノクロ1枚当たりのランニングコストは約3.3〜3.9円。コピー1枚目の印刷時間(ファーストコピータイム)は9秒以下、スリープ時の消費電力は3ワット以下としている。
操作部の液晶画面の表示部には、白色バックライト付きの「5行LCDパネル」を採用。表示行が5行(従来機種は2行)になり、アニメーションや文字で作業手順や紙詰まりの案内を表示する。「複合機を初めて使う人でも簡単に使える」(キヤノンマーケティングジャパン)としている。前面部のカラーはピアノブラックを採用、「オフィス空間に調和するデザイン」に仕上げている。
最上位機のMF4580dnの大きさは390×448×361ミリ(幅×奥行き×高さ)。自動両面印刷機能を備えており、A4サイズで毎分25ページ、両面で同15.4ページの印刷ができる。TEC値(稼働とスリープ、オフを繰り返す5日間とオフ状態の2日間の消費電力)は0.91キロワット時(従来機種は2.77キロワット時)で、消費電力の削減にも寄与する。
| 製品 | 価格 | 大きさ(幅×奥行き×高さ) | TEC値 |
|---|---|---|---|
| MF4580dn | 4万7980円 | 390×448×361ミリ | 0.91キロワット時 |
| MF4570dn | 4万4980円 | 390×441×455ミリ | 0.95キロワット時 |
| MF4550d | 3万9980円 | 390×441×455ミリ | 0.77キロワット時 |
| MF4450 | 3万4980円 | 390×441×455ミリ | 0.70キロワット時 |
| MF4430 | 2万5980円 | 390×441×455ミリ | 0.68キロワット時 |
| MF4420n | 2万5980円 | 390×441×301ミリ | 0.75キロワット時 |
| MF4410 | 2万1980円 | 390×441×301ミリ | 0.66キロワット時 |
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