累計販売冊数が200万冊を超えた「ショットノート」だが、“死角”もある。それは女性に使ってもらえないこと。文具好きが集まってどうしたら使ってもらえるのかを議論した。
ノートに書いた手書きメモをスマホで読みとるスマートフォン対応ノートが売れている。中でも草分け的な存在であるショットノートは2011年1月の発売以来、1年8カ月ほどで累計販売冊数が200万冊を超えた。
最近では手書きの文字をOCR(光学式文字読み取り装置)で処理してテキストデータ化できるような“スマホノート”も登場しているが、ショットノートはいたってシンプル。スマートフォン専用アプリ「SHOT NOTE」(無料)で撮影すると、アプリがノート四隅のマーカーを読み取って台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行い、ノートを画面ぴったりに取り込める。取り込んだノートをそのままメールで送信したり、「Evernote」「Twitter」「Dropbox」に投稿して保存・共有したりできる――という仕組みだ。
シンプルさがウケてか、200万冊を超えるベストセラーとなったショットノートだが“死角”もあるという。それは「女性に使ってもらえない」こと。9月26日、東京・表参道にある「文房具カフェ」で、「ショットノートを女性に使ってもらうためにはどうしたらいいか」を考えるワークショップが開催。集まった文房具カフェ オフィシャル会員の男女各10人以上が議論した。
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