この500ルーメンという明るさは、体験してみないと分かりづらいが、モバイルプロジェクターとは思えないほどだ。少人数であれば画面の大きさは20インチ程度で充分なので、蛍光灯下のオフィスでも見やすい明るさを確保できる。
もちろん、オフィス以外にも活躍の場はある。
例えば「朝活」。出勤前の勉強会などのいわゆる朝活ではファミレスやカフェを利用するのが一般的だが、そんなところで大きなスクリーンを広げて……などと大がかりな準備はできない。大きなディスプレイを持って行くわけにもいかないだろう。こうした場面で、このコンパクトなQUMI Q5は役に立つ。スマートスクリーンの設置からプロジェクターの起動も含めて1分ほどあれば準備は完了だ。短い朝活の時間を有効活用できる。
もっと有効に活用できる人もいるだろう。コワーキングスペースをベースに活動している人たちにもオススメできる。あちこち移動しながら、さまざまな人とミーティングをするのに、このQUMI Q5はもってこいだ。オープンスペースでサッと取り出して大画面を見ながら話し合える。壁が白っぽければそれを利用するのもいい。そうでなくともスマートスクリーンがある。
使うのはタブレットでもPCでもいいが、荷物を軽くしたいならUSBメモリを使うのもアリだ。メモリ内にドキュメントを入れておけば、Officeファイルビューア機能を利用して直接表示できる。
プライベートで大活躍するのも、QUMIの大きな魅力だ。
まずはUSB入力端子を使ってデジタルカメラから直接画像を投影するという使い方。仲のよいグループで旅行に行けば、デジタルカメラで写真を大量に撮影するだろう。自分がどんなふうに写っているのか気になるし、決定的な瞬間が写っているかもしれない、という期待もある。その日の宿でちょっとした写真鑑賞会を開いてみるのはどうだろう? 部屋を暗くすれば90インチの大画面で楽しめる。思い出作りに役立つこと請け合いだ。
また、彼女とのデートにこんな使い方もできるかもしれない。モバイルバッテリーを携帯して、戸外で映画を車のボディに投影するのだ。もちろん、平らではないし車のパーツもあるので、本格的とは言えないが、この意外な展開にきっと彼女も感心することだろう。
作業効率アップのためにサブディスプレイが欲しい、でもそれを置くスペースがない……そんなふうに諦めた人にもQUMI Q5の出番がある。QUMI Q5は投射距離が100センチと比較的短くて済むので、一辺120センチほどのテーブルがあればスマートスクリーンに投影できるし、壁に映してもいい。ExcelやPDFなどの細かい文字もはっきり認識できるほどの解像度なので、スペースを取らないサブディスプレイして使えるのだ。
「モバイルプロジェクター? そんなのオレには関係ないし」――。世のビジネスパーソンの多くは、こう思っているのではないだろうか。接続は面倒だし、付属品を持ち歩くのも気が重い。そもそも小さいプロジェクターなんて仕事に使えないだろう……と、そんなところだろう。
しかし、タブレットが普及してノマドワークが当たり前になりつつある今こそ、モバイルプロジェクターの出番なのだ。接続も簡単で、取り出してつないですぐ使える。そして明るさも十分だ。ここはひとつ、コンパクトモバイルプロジェクターを常備してみてはいかがだろうか。
<スマートフォンやタブレットを接続するには>
iPhoneやiPadであれば、Apple Digital AVアダプタやLightning - Digital AVアダプタを接続する。Androidスマートフォン/タブレットはMicro HDMIケーブルやMHL変換アダプタを別途用意すればOK。
<無線で接続するには>
PCでは付属のCD-ROMに入っている「MirrorOp Lite」を、Android/iOS端末では無料アプリ「MobiShow」を導入する。タブレットやスマートフォンでは静止画のみ、PCはデスクトップ画面の投影が可能だ。
「QUMI Q5」の主な仕様 | |
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明るさ | 500ルーメン |
解像度 | 1280×800ドット |
最大入力解像度 | 1600×1200ドット |
光源 | LED(寿命は3万時間) |
投影距離 | 100センチ〜300センチ |
画像サイズ | 30インチ〜90インチ |
垂直台形歪み補正 | ±40度 |
重さ | 約490グラム |
本体サイズ | 160(幅)×102.4(奥行き)×32.3(高さ)ミリ |
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アイティメディア営業企画/制作:誠 Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2014年3月25日