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ワンポイントカラーで低ランニングコスト 〜カラーはコスト高? カラーレーザーの誤解〜“身近”な省スペースA3カラーレーザー DocuPrint C3050

A3カラーレーザープリンタ……というと、まだまだ高価な高値の華だと思っていないだろうか。しかし実際は小さく、価格もこなれてきており、十分に手が届くようになってきているのだ。気になるランニングコストも、必要な箇所にだけ色を付ける「ワンポイントカラー」ならば、モノクロ印刷と実はあまり変わらない。

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 「A3カラーレーザープリンタ」と聞いて、すぐに思い浮かぶのは次のようなイメージではないだろうか。

  • 価格が高そう
  • 場所を取りそう
  • モノクロで十分だ

 大企業ならいざしらず、予算はもちろん設置スペースも限られた中小規模のオフィスにおいては、A3カラーレーザーは手の届かない存在と思われがちだが、そんなイメージを払拭するのが今回ご紹介する「DocuPrint C3050」だ。

 DocuPrint C3050の特徴は次の表の通り。

ポイント ファクト
低価格 15万5400円 A3モノクロ機並みの価格
省スペース 幅499.5ミリ×奥行き534ミリ メンテナンスはすべて前面から行える構造
静か ファンレス構造 待機時の無音を実現
スピーディー モノクロ高速印刷:35枚/分(A4ヨコ) ウォームアップ・タイムは29秒以下

 このほか、両面印刷機能(オプション)や1枚に複数ページを割り付けて印刷できる「Nアップ機能」に対応しており、用紙を節約するうえで役に立つだろう。

 これら一連の機能だけでも十分に魅力的だが、カラーレーザーを検討する際に、意外と知られていないのが「ワンポイントカラー」によるランニングコストの低減だ。

ワンポイントカラーなら低ランニングコスト

 ワンポイントカラーとは、文字通り文書の特定箇所だけに色を付けること。

 カラー文書のランニングコストは高いと思われがちだが、プリンターの場合、使用したトナーの分だけコストがかかるため、印刷内容によって1枚1枚のランニングコストは異なる。つまり、ワンポイントだけのカラー使用であれば、全体のカラーを多用した文書と違い、ランニングコストはほんの少しアップするだけなのだ。

 例えワンポイントであっても、モノクロ文書と比較すると効果は絶大だ。カラー化によって、より見やすく、読みやすく、また理解を早めることができる。

 プレゼン資料や会議資料など、何かを訴求したい時に作られる文書においては、モノクロよりもカラーが好まれる傾向がある。しかし、いうまでもなくビジネスシーンにおいては総天然色は過剰だ。むしろ、特に強調したい部分にのみ、メリハリよく色が付いている方が、注目してほしいメッセージを際だたせる上では効果的といえる。

 例えば、次のような売上報告書であれば、広大な表の中で、重要な数字にだけ色をつけておけば、注目してほしい箇所に素早く目を向けてもらえるはずだ。ポイントを短時間で正確に伝えることができるのである。

 また、見積書など捺印が必要な文書なら、捺印部分を朱色で出力すれば捺印の手間を省くことができる。

 さらに、プレゼン資料においては、特に強調したい部分や一定のルールに沿って色づけをしておくことで、見る人の理解や記憶を助けるという効果も期待できる。


ワンポイントカラーを使った売上報告書

ワンポイントカラーを使った見積書

 では、ワンポイントカラーのランニングコストはいかほどだろうか。見積書と売上報告書について、モノクロで印刷した場合との比較をしてみた。

売上報告書の場合
モノクロ出力 カラー出力
モノクロ カラー
像密度10.0%、ランニングコスト 約4.8円 像密度10.8%、ランニングコスト 約6.4円
クリックで全体表示。※像密度とは、ページ上に面積比で何パーセントのトナーが載っているかを指します。
この値は一定の条件下で出力した参考値です。出力単位によってページ単価は異なります
  • ランニングコストの増加額例:売上報告書を毎週50枚出力した場合:差額1.6円×50(枚/週)×4(週/月)=320円
見積書の場合
モノクロ出力 カラー出力
モノクロ カラー
像密度5.3%、ランニングコスト 約3.1円 像密度5.6%、ランニングコスト 約4.4円
クリックで全体表示。※この値は一定の条件下で出力した参考値です。出力単位によってページ単価は異なります
  • ランニングコストの増加額例:見積書を毎日100枚出力した場合:差額1.3円×100(枚/日)×20(日/月)=2600円

 これらの例によると、売上報告書では、月に320円の増額となるが、数値化できないものの「わかりやすさ」によってもたらされるコミュニケーション促進効果は、増額分を補ってあまりあるだろう。また、見積書では、月に2600円の増額となるが、わずかとはいえ捺印作業にかかる労力(月2000枚の押印作業人件費)がかからなくなるため、トータルでは、むしろコスト削減になるだろう。

“身近”な省スペース

 DocuPrint C3050の特徴を一言でいうなら“身近”な省スペース。設置面積が小さくて済むため、デスクトップにも置くことができる。ファンレス構造により待機時の音や排気も気にする必要がない。機密情報や人事情報などを扱うことが多い役員用に1台用意すれば、手元ですぐに回収できるため安心だ。また、必要に応じて別売のスキャナ(DocuScan C4250など)と接続すればカラーコピーも可能になる。

 10人以下のオフィスで、カラーで差をつけたいと考えているならうってつけの1台といえるだろう。


提供:富士ゼロックス株式会社
制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2007年9月30日

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