複数人での文字起こしにも――オリンパス、議事録作成に使える音声編集ソフト
オリンパスイメージングは、議事録作成やインタビューなどの文字起こしに使える音声ファイル編集ソフト「DSS Player Standard」を発売する。音声ファイル共有機能を搭載し、複数人での文字起こしなどが行える。
オリンパスイメージングは、ICレコーダー用ソフトウェア「DSS Player Standard」を2月27日に発売する。「オリンパスオンラインショップ」でのみ販売し、価格は1万9800円。Windows 2000/XP/Vistaで利用できる。
DSS Player Standardは、議事録作成やインタビューなどの文字起こしに便利な機能を搭載した音声ファイル編集ソフト。ICレコーダー「Voice-Trek」シリーズの「DS-71/61/51」などに付属し、単体でも販売している「DSS Player 7」(3725円)の機能アップバージョンとなる。
サポートする音声ファイルはWMA/MP3/WAV/DSS/DS2形式。通常再生時と音程を変えずに再生速度を変更できる機能や、ノイズキャンセル、トーンコントロール、インデックス機能などを搭載し、マウスを使うことなく、キーボードや別売りのフットスイッチで再生コントロールが可能だ。
音声ファイルをネットワーク上で共有し、複数人で共有できる機能も搭載した。異なるタイピスト間で、同じ音声ファイルを同時に作業できないように管理できるため、重複作業を防げる。進捗状況に合わせて音声ファイルを管理できるので、複数のタイピストによる連携がスムーズに行えるという。
オリンパスでは、「大量の音声データを文字起こしする際の作業効率を向上し、文書化を支援する」としている。
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