無重力でも書けるボールペン「パワータンク」に金属軸のハイグレードモデル:仕事耕具
無重力でも筆記できる加圧ボールペン「パワータンク」シリーズに新製品が登場する。普段使いできるエントリーモデルと、金属軸を採用したハイグレードモデルの2種類。
三菱鉛筆は11月12日、無重力でも筆記できる加圧ボールペン「パワータンク」シリーズの新製品として、「パワータンクスマート」シリーズのエントリーモデルとハイグレードモデルを発売する。価格はエントリーモデルが210円、ハイグレードモデルが1050円。
パワータンクシリーズは、3気圧の圧縮空気でインクを押しだす加圧タイプのボールペン。インクを押し出して筆記するため、ペンの先端を上に向けた状態や、紙が濡れた状態、無重力状態などでも使用できるのが特徴だ。ペン先のボールには表面に凹凸のあるスパイクボールを採用しており、「ボールが紙面をよりがっちりとキャッチ」することで、カラーコピーの印刷面やインクジェット用紙にもすべらずに書けるという。
今回発表したパワータンクスマートシリーズは、従来品の機能はそのままに、「男女問わず手に取りやすいデザインにした」(三菱鉛筆)という製品。
普段使いに適しているというエントリーモデルは、細かいラインの入った軸のデザインと、通常のラバーグリップの代わりに、軸への直接加工を施したグリップを採用している。インク色は黒で、ボール径は0.7ミリ。本体カラーはシルバー、ピンク、ベージュ、イエロー、ネイビー、ブラウンを用意する。
ハイグレードモデルは、軽量なアルミ軸と金属の替え芯を採用し、低重心構造にすることにより、「絶妙な軸バランスを実現」。折れにくい金属クリップや、筆記時にすべりにくいスパイラル加工を施した軸など、ビジネスの場にも最適だという。こちらもインク色は黒で、ボール径は0.7ミリと1.0ミリの2タイプ。本体カラーはシルバー、ブラック、ピンク、ライトブルー、ゴールド、ブラウンの6色。
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