このページ、誰かに教えたい――Webメールサービス「clipmail」を使ってみた:Webサービス図鑑/レビュー
ブックマークレットを使って、今開いているWebページを送信できるメールサービス「clipmail」。「このWebページを誰かに教えたい」というシーンで活躍する。今回はclipmailの特徴と操作方法を見ていこう。
以前紹介した、Webメールサービス「clipmail」。このサービスではメールを受信することはできない。主に「このWebページを誰かに教えたい」というシーンに特化したWebメールサービスだ。今回はそんなclipmailの特徴と操作方法を順に見ていこう。
テキストも簡単に引用できる
clipmailを利用するには、まずブックマークレットの設定が必要となる。最初にブラウザのお気に入りにブックマークレットを登録。ログイン後のトップページにあるブックマークレットのリンクを右クリックして、「お気に入りに追加」や「ブックマークに追加」を選択する。
なおclipmailの対応ブラウザは、Internet Explorer 6以降、Sleipnir 2.8.4、Firefox 3。ちなみにOpera 10でも試してみたが、問題なく利用できた。
メールで送信したいWebページを開いた状態で、先ほどお気に入りに追加したブックマークレット「clipmailでメール送信」を選ぶと、別ウィンドウでメール作成画面が開く。開いたメー作成画面にはすでにページタイトルとURLが自動で入っていて、あとは本文にテキストを入力するだけという状態になっている。文章を選択(反転)した状態で起動すると、選択したテキストを引用文として本文に表示できるのもうれしい。もちろんタイトルは書き換えも可能で、署名も「設定変更」ページで追加できる。

左の写真のように教えたいページを開く。お気に入りに追加したブックマークレット「clipmailでメール送信」を選ぶと、別ウィンドウで右の写真のようなメール作成画面が開く。開いたメール作成画面にはすでにページタイトルとURLが自動で入っているclipmailでは同じ内容のメールを複数の相手への一括送信でき、同報メールに対応している。
新規にメールを送信する場合は、「直接メールアドレスを指定」と書かれたスペースにメールアドレスを入力すればOK。最後に「送信する」をクリックするとメールが送れる。送信が完了すると自動でウィンドウは閉じる。過去に入力したメールアドレスは自動保存し、2回目以降はチェックボックスから選択するだけで送信できる。
clipmailで送ったメールには、本文の先頭に自動でそのページのタイトルとURLを表示する。clipmail内にも送信履歴ページも用意しており、新着順にリストで表示する。Gmailならばラベルを付けて、clipmailの情報を集約しておくのもいいだろう。誰かに教えるだけでなく、自分の情報収集ツールとしても活用できるはずだ。
| サービス名 | clipmail |
|---|---|
| URL | http://clipmail.jp/ |
| カテゴリー | Webメール |
| 利用料 | 無料 |
| 言語 | 日本語 |
| ユーザー登録 | 要 |
| 運営 | clipmail運営事務局 |
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clipmail
clipmailは「このWebページを誰かにメールで教えたい」というときに利用できるサービスです。ブックマークレットで起動するメールウィンドウには、ページタイトルとURLが自動で入力されており、ページ内のテキストをドラッグして簡単に引用することもできます。
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