机の引き出しをキレイに使いやすくする7つの整理術:3分LifeHacking
収納の仕方を少し工夫するだけで、空間も時間も効率的になります。引き出しごとに入れるモノをしっかりと決め、使ったらそのつど戻すのが基本と分かっているけど、なかなか実行できない人のために、7つの整理術を伝えます。
デスクの引き出しは、むちゃくちゃになりやすいもの。きれいに片付いていますか?
収納の仕方を少し工夫するだけで、空間も時間も効率的になります。引き出しごとに入れるモノをしっかりと決め、使ったらそのつど戻すのが基本と分かってはいるけど、なかなか実行できない。
どこから手をつけて、どうやるの? と机の中が魔窟になっている方のために、生活情報系ブログ「Unplggd」は整理するための7つのポイントを挙げています。
1.「何のために収納するのか」を考える
使うための収納だ。優先度や必要度を考慮せずに、使い勝手が悪い整理整頓をしていても、仕事の効率は上がらない。どう収めるかではなく、どう使うか。片付け作業に取り掛かるときにいま一度、いつ・誰が・どんな状況で使うのかなど、デスクでの動作や仕事の流れ、普段の行動を意識しよう。
2.ヒエラルキー構造を生かし、使い勝手を良くする
引き出しの数がたくさんあっても、使いやすい範囲は限られている。モノを配置するには、しまいこむだけではなく、使いやすさのことも考えなければならない。身体に近い引き出し、とくに利き手側は重要度が高い。頻繁に使うモノは、手の届きやすい場所に配置することが大切。
3.最上段の引き出しを優先する
ペンやホッチキス、クリップなどのよく使う文具・筆記用具のほか、財布や鍵などの貴重品でカオス状態になっていないだろうか。開けやすい一番上の引き出しは小物収納に使うことが多く、さまざまなものが混在し、とかく乱雑になりがち。探しているものが必要なときに限って見つからない、とパニクらないように、入れるべきモノを吟味しよう。
4.引き出しごとに使い分ける
引き出しごとに入れるものをしっかり決める。文具はここ、プリンタ関係はここ、という具合に個人的ニーズに応じて、モノを入れる場所を割り当てておこう。引き出しの各段ごとにしまうモノの種類を決めておくと、なかに何が入っているのか、把握しやすくなる。
5.引き出しの中を区切って、すっきり整理
どこに何を収納するかルールを決めても、引き出しの中がゴチャゴチャ雑然としていては意味がない。引き出しの中は奥より手前のほうが出し入れが簡単。 市販の仕切りやオーガナイザーを使って、引き出しの中も区画整理し、各スペースに収納するものを決めておこう。チープな商品も売っているが、シリアルなどの空き箱でDIYする手もあり。
6.収納に余裕を持たせる
ギチギチに詰め込む必要はまったくなし。ゆとりバンザイ。余った引き出しを「とりあえず放り込んで終了」の場所にしておき、後から中身を分類し、それぞれ片付けても良し。どうしても物が増えてきてしまったら、空いている引き出しを使えば良し。あいまいにしておけば、多様な用途に対応できる。多少の遊びスペースを作っておく方がキレイが長持ち。
7.探しやすく取り出しやすく
時間を有効活用するためには、必要なモノがすぐ手に取れることが大事。サっと見つけて、出し入れしやすくなるよう心掛ける。「出す→使う→戻す」サイクルをスムースにするため、Dymoなどで作ったラベルをはるのもオススメ。
片付け≠大掃除。整理に時間をかけずてっとり早く、ぐちゃぐちゃの引き出しを片付けるコツをご存知でしたら、コメントでぜひ教えてください。
関連記事
- 年末デスク整理術
- 年末デスク整理術:誰でも取りかかれるデスク整理の第一歩
多い日で1日に70件もの書類を処理するシェイクの酒井祐子さんは、「デスク整理の達人」として社内での信頼を集めている。そんな酒井さんに、デスク周りをきれいに整備し、仕事の効率を上げる秘けつを聞いた。 - 乱雑デスクのビフォーアフター:ケース1――片付けできないIT系記者【前編】
書類整理をサボっていると、机の上はあっという間に散らかってしまう。ファイル製品を使った整理術を研究するキングジムの「ファイリング研究室」で室長を務める矢次信一郎さんが、今日も今日とて乱雑デスクをキレイにすべくコンサルする――。 - 乱雑デスクのビフォーアフター:ケース1――片付けできないIT系記者【中編】
自分の荷物がダンボール9箱分もあったことにびっくりするBiz.ID記者。「ぼんやりしてないで! 次のステップに移りますよ」(キングジムの矢次さん)「はっ、はい〜」 - 乱雑デスクのビフォーアフター:ケース1――片付けできないIT系記者【後編】
あの散らかったデスクがきれいになるのか――。5箱分まで減らした荷物を前に「ふぅ」と一息つくわたし。矢次さんは「ここからが肝心です」――。
関連リンク
copyright (c) mediagene Inc. All rights reserved.