手帳、ビジネス書、ノートPC――年収が高い人ほどかばんの重さに悩み
KDDIが20〜40代のビジネスパーソン400人を対象としたかばん中身調査の結果から、約9割のビジネスパードンがかばんは軽い方がよいと回答しており、年収が高い人ほどその傾向が高いことなどが分かった。
2012年は荷物のデジタル化で夢の手ぶら通勤!? KDDIが1月10日に発表した、20〜40代のビジネスパーソン400人を対象としたかばん中身調査の結果から、約9割のビジネスパードンがかばんは軽い方がよいと回答しており、年収が高い人ほどその傾向が高いことなどが分かった。
かばん「ずしりと思い」が62.6%
まず回答者400人のうち、普段かばんを持ち歩いているのは364人、36人は手ぶら通勤をしていた。かばんの重さについて、364人の62.6%が通勤時のかばんが重いと回答。全体(400人)のうち89.3%はかばんは軽い方がいいとして、61.3%については、「できることならば通勤を手ぶらでしたい」と思っているという。8.0%の人は、既に手ぶら通勤をしているという。
年収700万円以上の人ほど荷物多めに
かばんの重さやかばんの中身について年収別で比較してところ、年収700万円以上の人(n=75人)の69.5%が「かばんが重い」と回答。年収700万円未満の人(325人)の回答(56.4%)と比べ、かばんが重いと感じていることが分かった。
特に年収700万円以上の年収が高い人ほど、手帳(56.0%)や、ビジネス書(20.0%)、ノートPC(14.7%)などを持っている割合が高く、荷物が多くなってしまいがちだった。
実は持ち歩く必要のないものが入っていたり
かばんを重くしているものは何か。最も重いのは財布・定期(24.7%)、次いで仕事で使う書類(23.4%)。携帯(18.1%)、手帳(14.6%)が続いた。一方で何かに代用することで持ち歩かなくてよいと思うものは仕事でつかう書類(21.3%)が最多。財布・定期と手帳は同率(14.8%)の2位にランクインした。実は持ち歩かなくても良いものが、かばんを重くしているようだ。
スケジュール管理は、デジタルに移行
仕事のスケジュール管理方法については、スケジュール管理をしている318人のうち45.3%が携帯電話やタブレット型PC、または、会社のPCといったデジタルツールのみで管理していた。スケジュール帳のみで管理している人は29.2%にとどまった。
また、携帯電話やタブレット型PCなどでスケジュール管理をする理由を聞いたとところ、「(デジタル)データの方ほうが、整理しやすいから」(57.4%)や、「スケジュール帳を持つ必要がないから」(49.2%)といった回答が得られた。
同調査は、KDDIのWebサイト「This is My5.」で実施したもの。2011年12月2日から4日に20代133人、30代134人、40代133人、計400人の男性会社員が回答した。
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