「どこでもチェアー」で床に長時間座る際の負担を和らげる:3分LifeHacking
床に長時間座る場合に腰への負担を和らげる、ユニークな形状のチェアを紹介しよう。折りたたんでの持ち運びも容易だ。
長い時間、床に座らなくてはいけないことがある。フローリングやカーペット、畳などはもちろんのこと、体育館や競技場など椅子のない場所で休憩したり、コンサートなどの催しを鑑賞したりする場合もそうだ。短い時間ならあぐらや正座で我慢できるが、長時間となると足がしびれてきたり、最悪の場合は腰を痛めてしまう可能性もある。
こうした場合に便利なのが、今回紹介する「しっかり腰サポート どこでもチェアー」だ。これは正方形に近いクッションを2枚つなぎ合わせ、最大でも90度までしか開かないようにベルトを取り付けたグッズである。これを広げて座ることで、腰になるべく影響のない格好で、長時間座れるようになるというわけだ。
腰回りをがっちりとホールドするため、感覚的には背もたれのある椅子に座っている状態に近く、腰への負担は大幅に軽減される。背もたれの高さがあまりないため背中周りがやや不安定だが、むしろ腕の可動範囲が広いというメリットもある。本体はポリエステルで体型に合わせてフィットするので、全体重をかけてもびくともしない。
ネックがあるとすれば見た目だろう。個人で使ったり、また屋外イベントやキャンプなどで使うのはまだいいかもしれないが、室内で他の人があぐらや正座をしている時に1人だけこのグッズを使っていると、さすがに目立ちそうだ。周りの人の目が気になるようなら、衣類の色を合わせるなど一工夫した方がいいかもしれない。
ちなみに同種の製品はキャンプ用品として売られているケースもあり、価格も1000円を切るタイプから5000円を超えるものまで千差万別だ。今回購入した製品も、ショップによって価格にかなりの開きがある。興味のある人は、製品はもちろんショップの幅も広げて探してみるとよいだろう。
製品名 | 実勢価格 | 発売元 |
---|---|---|
しっかり腰サポート どこでもチェアー | 3675円 | 富士パックス販売 |
関連記事
- ニトリでそろえる、オフィス快適グッズ7選
プライベートブランドで展開している文房具&オフィス用品は、日ごろあまり脚光を浴びないものの何かとユニークな製品が多い。以前のIKEAに続き、今回はニトリで入手が可能なオフィスを快適にするグッズ7製品をまとめて紹介しよう。 - アーロンを超えた? ハーマンの新作チェアは「あなたの動きを妨げない」
ハーマンミラージャパンは、「体と脳を考えてデザインされた」というワーキングチェア「エンボディチェア(Embody Chair)」を発表した。「コンピュータの前に座る人向け」に、人間工学に基づいたさまざまな機能を搭載したという。 - プラスがオフィスチェア3シリーズ、PC作業を意識
プラスは、オフィスチェア「Capti」「GRAZE」「Reorga one」の3種類を順次発売する。 - ワーキングチェア「Zephyr」試作機、オカムラが国内で09年6月発売
岡村製作所は、ワーキングチェア「Zephyr(ゼファー)」のプロトタイプを発表した。「さまざまな執務姿勢を的確にサポートすること」をコンセプトに開発を進めたという。 - イトーキからオフィスを広く使えるチェア
イトーキは、オフィスチェア「torte(トルテ)」を発売する。新機構「デュアルモーションロッキング」を採用し、「体重に合わせてロッキング強弱を調節する必要がない」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.