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» 2005年07月29日 05時37分 公開

5分で分かる、今週のモバイル事情 7月23日〜7月29日

KDDIは、ソフトバンクへの売却も噂されていたツーカーを吸収合併した。また、アステルブランドのPHSサービスが消滅した。

[吉岡綾乃,ITmedia]

KDDIがツーカーを吸収合併、アステルPHS消滅

 KDDIは、ツーカー3社を吸収合併することを発表した(7月25日の記事参照)。KDDIを存続会社とする吸収合併で、ツーカー各社は解散する。期日は10月1日。ただし、ツーカーブランドは今後も存続する。

 KDDIではこれまで、売却することも想定に入れ、ツーカー3社を完全子会社化している。ツーカー3社については、ソフトバンクが買収の意図を持っているなどの報道もあったが(1月15日の記事参照)、どのように処理するかは明らかにしていなかった。

 また、東北インテリジェント通信は7月28日、アステルPHSサービスの新規申込受付を終了した(7月29日の記事参照)。今後は2006年度下期をめどに、サービスを終了、これで全国でアステルブランドのPHS音声サービスが終了することになる。

NTTドコモとKDDIの決算報告

 7月25日にはKDDI、29日にはNTTドコモの2006年度3月期第1四半期決算報告が行われた。KDDIはメタルプラス拡販やPHS事業譲渡により営業収益、営業利益ともにダウン(7月25日の記事参照)。ドコモは各種料金割引施策などの影響を受けて営業収益がダウン。しかし端末コスト削減などが効き、営業利益はアップしている(7月29日の記事参照)

 両方で共通して取り上げられた話題もあった。1つはFMC(固定と携帯の融合)だ。NTTドコモが、NTT東西やNTTと料金請求書を一本化する動きがあるという報道があったが、KDDIの小野寺正社長はNTTグループを「それは心外」と批判した。かつてKDDIはマイラインを導入する際、NTTに請求書の一本化を申し入れたが断られたという過去があるためだ。また、KDDIが東京電力の子会社であるパワードコムを合併するという報道も出た(7月29日の記事参照)

 もう1つ共通の話題となったのが、解約率の低下だ。NTTドコモ、KDDIともに、今期の解約率は非常に低く(よく)なっている(参照記事12)。

 また、日本通信がボーダフォンの3G回線を借り受けて行うMVNO、「Secure PB 3G ビジネス定額」サービスも話題に上った(7月25日の記事参照)

FeliCa関連ニュース続々

 500万契約を突破したおサイフケータイ(7月25日の記事参照)。先週に引き続き、FeliCa関連のニュースの多い1週間だった。

 1つは交通系の決済サービスだ。先日発表のあった伊予鉄道に引き続き、長崎のバス共通カードがおサイフケータイに対応したことが発表されている(7月29日の記事参照)

 Suica電子マネーを進めるJR東日本は、NTTドコモと共同で、「おサイフケータイ」と「Suica電子マネー」の共通インフラを構築することを発表した(7月28日の記事参照)。ドコモが将来展開するおサイフケータイ対応のクレジットサービスと、Suica電子マネーの両方に対応したリーダー/ライターを開発していくというものだ。

 また、UFJ銀行はFeliCa対応のATMを全国100店舗に設置、UFJカードからのキャッシングに利用できるようにすることを発表した(7月29日の記事参照)

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