ワークマン「不審者パーカー」がヒット 2026年は12万点販売、人気の背景は?

» 2026年02月17日 05時00分 公開
[米倉志保,ITmedia]

 ワークマンのUVカットウェア、通称「不審者パーカー」が好評だ。フードをかぶってファスナーを上げると、顔を完全に覆える仕様が話題を呼び、2025年夏には2万6000点が即完売したという。2026年は製造数を大幅に増やし、12万点の販売を計画する。

通称「不審者パーカー」こと「クールUVサンシェードパーカー EX+」(発表会にて編集部撮影、以下同)

 ワークマンはUVカットウェアとして、口元まで覆える「クールUVフェイスガードパーカー」(1500円)、紫外線遮蔽率を高めた「クールUV遮熱サンシェードパーカー」(1900円)、そして顔全体を覆える通称「不審者パーカー」こと「クールUVサンシェードパーカー EX+」(2300円)を展開している。

 「クールUVサンシェードパーカー EX+」は、ファスナーを上まで上げると顔を完全に隠せる仕様が「不審者パーカー」としてSNSを中心に拡散。2025年夏の販売分はすぐに完売した。

顔を完全に隠せる

 担当者によると、もともとは農作業など屋外での使用を想定し、虫や日差し対策として「全て閉められる」仕様にしたという。しかし実際には一般客の購入が多く、「不審者のように見える」とSNSで話題に。想定外の形で人気商品となった。

 ターゲットは40歳前後の女性を想定していたが、実際には若年層にも人気が広がった。日焼け防止だけでなく、化粧をせずに外出する際に顔を隠す目的でもニーズがあったそうだ。幅広い世代が着用できるデザインも支持を集めた要因だとみられる。

 2025年は需要に供給が追い付かず、店頭で謝る場面も多かったという。2026年は生産数を前年比5〜6倍に増やし、十分な数量を確保する方針だ。2026年モデルでは、顔を覆った状態でも呼吸しやすいよう、口元に目立たない形で穴を設けた。そこから飲み物を飲むことも可能とした。

息がしやすいよう改良した

 担当者は「UVカット商品はトレンドから文化になりつつある」と話す。今後はサングラスや日傘も強化し、指先から頭の先まで紫外線対策ができる商品ラインアップを拡充していく考えだ。

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