So-net、海外ローミングに「iPassサービス」を追加

» 2006年08月31日 15時53分 公開
[ITmedia]

 ソニーコミュニケーションネットワークは9月1日より、海外ローミングラインアップとして、「iPassサービス」の提供を開始する。

 世界約160カ国でダイヤルアップ接続できる「iPassローミング」の利用料金は1分21円、世界約70カ国で無線/有線LANによる接続ができる「iPassワイヤレス&LAN」は1分42円。また国内ISPで初の対応となる、米「T-Mobile Hotspot」のネットワークを利用し、0時から23時59分までを1日とし、その期間中、接続時間無制限で何回でも利用できる「T-Mobile 1日定額ワイヤレス」は、1日1365円で利用できる。

 「iPassサービス」により、利用者は世界約2万8000ヶ所以上のダイヤルアップ接続アクセスポイント、世界約5万7000ヶ所以上のホテルや空港、カフェなどの公衆無線LANアクセスポイントで、ダイヤルアップ接続、無線/有線LANによる高速インターネット接続の利用が可能だ。

 接続には専用ソフトウェア「iPassConnect」が必要。9月1日より、ダウンロード提供される予定で、Windows版はWindows XP/2000に、Macintosh版はMac OS X 10.1.5/10.2.0〜10.2.8/10.3.xに、それぞれ対応する。

 なお、「iPassサービス」の提供に伴い、海外ローミングサービスの内容と料金が改定される。「GRICグローバル」および「GRICワイヤレス」サービス、エリアチョイス・オーストラリア/タイ/フィリピンのサービスが9月30日で終了し、エリアチョイスの利用料金は、10月1日より1分10.5円の完全従量制となる。

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