ジャパンエリアコードTVがこれまで開拓したEdy加盟店は、500店舗程度になるという。「加盟店開拓は、ひたすら1軒1軒回ってお話をする。ホントに草の根的な活動です」と話すのは、現場で実際に加盟店開拓業務を担当している長田良平氏だ。
新しくEdyを導入した店舗やエリアについては、Edy NAVIの誌面でも紹介・宣伝を行う。導入現場の声を面白く紹介する人気コーナーが「オサダが行く」。Edy NAVIのサイトでは、読者から「Edyに対応してほしい店」を募集、多くの声が集まった店舗がEdyを導入する様子を、マンガで紹介するという内容だ。上記の長田氏自らがマンガに登場する。
加盟店を開拓し、Edyを導入したらハイおしまい、というわけにはいかない。「開拓するだけではなくて、加盟店さんへの導入後のケアはもっと大切。定期的に様子を聴きにいって、どんな様子か、困っていることはないかなどを聞きます。キャンペーンとなれば、我々でPOPを作るのはもちろん、お店に持っていって貼るところまで我々がやります」(長田氏)
Edy NAVIの誌面で加盟店を紹介し、キャンペーンなどがあれば告知する(広告費4万円〜)だけでなく、加盟店の意見を把握することにも努めている。営業マンが加盟店と話をして現場の意見をすくい上げ、内容によっては、店長に誌面に出てもらって、「Edy加盟店の声」として誌面に掲載するなどの試みをしているのだ。
また、店舗オーナー向けに「オーナーマイルサービス」という施策も行っている。これはANAと共同で行っているサービスで、店舗でEdy決済が行われた合計額に合わせて、お店でもマイルを貯められるようにするというもの。Edyの売上が5000円あるごとに1マイルが貯まり、Edyが利用されればされるほどお店のマイルが貯まる仕組みだ。「お客さんがEdyを使えば、店舗は手数料を払わなくてはいけない。だからEdyはイヤだ……というようにはなってほしくないのです。せっかくEdyを導入したのだから、店舗のオーナーさんにも、Edyのファンになっていただきたい。そう考えて始めた秘策です。数店舗チェーン展開していて、Edyの売上が多いところだと、一カ月で1000マイル以上貯まっているお店もありますよ」(石川氏)
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