携帯でバーコードによる請求書の支払いが可能に──NTTデータが開発

» 2006年11月08日 23時57分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは、請求書に印刷されたバーコードをカメラ付き携帯で読み取ることで、即座に「ペイジー(Pay-easy)」による支払いが可能な仕組み「ケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)」を開発した。収納企業向けASPサービスとして展開していく。

 同サービスにより、利用者は携帯でバーコード(UCC/EAN-128)を読み取ることで、利用しているモバイルバンキングのサービス時間内であれば、いつでもどこでも支払い処理が行える。収納企業も、現状の請求書を変更することなくペイジーに対応可能だ。対応機種は、一部を除くFOMA 902iシリーズ以降の機種で、ほかの携帯キャリアについては、今後対応していくという。

 なお、NTTデータは2007年1月より、みずほ銀行および収納企業数社とともに、NTTドコモの携帯に対応した「ケータイ・バーコード支払いサービス(仮称)」の試行サービスを開始する。この結果を踏まえて、2007年4月以降、金融機関や収納企業に対して本格展開する。

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