「Adobe Flash Lite」が携帯端末向けビデオに対応

» 2007年02月20日 23時44分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは、バルセロナで開催された「3GSM World Congress」において、次期「Adobe Flash Lite」がビデオ機能に対応することを発表した。

 Adobe Flash Liteは、携帯電話やPDA、パーソナルメディアプレーヤーなどで利用できる、組み込み機器向けのFlashプレーヤー。2007年上半期に提供開始が予定されている次期バージョンの「Flash Lite 3」では、Adobe Flash Media Serverからストリーミング配信に対応。Flashによる動画を携帯端末からでも視聴可能となる。

 同社のFlash Liteは、英Symbianの「S60 v2/v3」、米Qualcommの「BREW 2.x/3.x」、米Microsoftの「Windows Mobile 5」や、OEMで提供される組み込み型OSなど、複数のプラットフォームをサポートしている。これにより、デベロッパーは同一のコンテンツを異なる種類の機器に配信することが可能だ。

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