野村総合研究所は7月11日、モバイル/ワイヤレス・ネットワーク向け通信ミドルウェア「Mobiletune ver2.0」の販売を開始する。
「Mobiletune」は、モバイルネットワーク向けに最適化された通信プロトコル「MobileUDP」と圧縮機能「Bindingコンテンツ圧縮」など、同社が独自に開発した技術を活用しており、WEBアクセス・メール送受信の通信時間や通信データ量を、2分の1から10分の1に短縮、削減可能だ。
新バージョンではセキュリティ機能をさらに強化。「SSLサーバコネクタ」機能を搭載し、モバイル環境からのアクセスを効率化するほか、「APOPプロトコル対応」機能が実装されている。
同製品は7月13日から15日まで、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2005」の同社ブースに出展される。
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高いモビリティによる利便性が求められるモバイルネットワークには、通信品質の問題からその利便性が阻害されているという現状があり、安定かつ高速な通信環境の整備が求められている。本稿では、このようなモバイルネットワークの課題を明らかにするとともに、それを解決するNRI(野村総合研究所)のソリューション「Mobiletune」について紹介する。
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