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「MascotCapsule」搭載端末が1億台を突破
携帯向け3DエンジンMascotCapruleを搭載した携帯電話が、世界累計出荷台数で1億台を突破。搭載台数比率は国内・海外で約2:1だという。
エイチアイは2月8日、3D描画エンジン「MascotCapsule」(2003年8月29日の記事参照)を搭載した携帯端末の世界累計出荷台数が、2005年9月末時点で1億台を突破したことを発表した。
MascotCapsuleは、携帯端末上で動く3Dアプリケーションの開発を容易にする3D描画エンジンとして、携帯端末の環境に合わせて4種類が展開されている。国内キャリア4社をはじめ、米国や欧州、韓国、中国など、国内外のキャリア、ならびにキャリア向け端末に幅広く採用されている。
また国内の携帯端末メーカ各社や、アメリカや欧州、韓国などのグローバルメーカにもライセンス契約で供給され、3Dゲームなど多くの「MascotCapsule」対応アプリケーションが提供されている。
「MascotCapsule」の搭載台数は、国内と海外で約2対1の比率になっているという。
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クオリティは「PS2に近づき、ドリームキャストレベル」。各種ハードウェア3DチップとCPUに対応し、APIも世界標準であるOpenGL-ESやJSR184に準拠する。国内のデファクトを握った3Dエンジンは、海外展開をにらみ多彩な環境へ対応する。
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