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アッカ、モバイルWiMAXへの取り組み本格化
アッカもモバイルWiMAX(IEEE802.16e)に取り組む。実証実験を開始し、固定と無線の融合サービス(FMC)へのアクセス回線として検討していく。
アッカ・ネットワークスは2月27日、モバイルWiMAX(IEEE802.16e)への取り組みを本格化すると発表した。WiMAXの周波数獲得を目指す。
固定と無線の融合サービス(FMC)を想定し、6月から固定網やWi-Fiとの接続実証実験を独立行政法人情報通信研究機構(NICT)と共同で実施する。アッカとNICTは2002年にシームレスアクセスに関して、2005年にユビキタスネットワークサーバに関して共同研究を行ってきた。
アッカはWiMAXなどを使い、個人向けにFMCによるVoIPサービスやモバイル端末へのコンテンツ配信、法人向けにネットワークソリューションや新型WANへの無線アクセス回線の提供を検討していく。
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