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T-Mobile、フルキーボードのW-CDMAスマートフォンを参考出展:CeBIT 2006
3Gとビジネス向けサービスに力をいれるT-Mobileは昨年のMDA Proに続き、今年も最新のWindows Mobile OSを採用した3G端末を展示していた。
ハノーバーで開催されている「CeBIT 2006」会場で、独T-Mobileブースには同社のビジネス向けスマートフォン「MDAシリーズ」の最新機種、「MDA VarioII」が参考出品されていた。MDA VarioIIは台湾HTC製造のWindows Mobile 5.0をOSに採用した端末で、T-Mobileが昨年発売開始したMDA Pro(MDA IV)に次ぐ3G対応スマートフォンとなる。
MDA VarioIIの対応周波数はW-CDMA(UMTS)2100MHzおよびGSM 850/900/1800/1900MHz。ディスプレイは2.8インチの約6万5000色TFT液晶、QVGAサイズでタッチパネルとなっている。CPUは韓Samsung製の300MHz、外部メモリはmicro SDカード。無線はBluetooth2.0とIEEE 802.11b/gに対応している。カメラは背面が2.1メガピクセル、正面にはTVコール用にCIFサイズの小型CMOSカメラを備えている。
発売予定は2006年第2四半期〜第3四半期、価格は現時点では未定とのこと。
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