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3G出荷が初の400万台超え──JEITA
3Gへのシフトが急速に進む中、携帯出荷数量は前月に続き6カ月連続で前年同期比プラス成長。3G携帯の出荷台数は初めて月間400万台を超えた。
電子情報技術産業協会(JEITA)は4月12日、2006年2月の移動電話国内出荷実績を発表した。国内出荷数量は、携帯電話とPHSを合わせると502万4000台で、500万台を超えた。前年同月比では116%となっている。
携帯電話は486万7000台と、前年同月比113.8%の6カ月連続プラス成長を達成。2月の出荷台数のうち、3Gは427万2000台、比率は9割に迫る88%にまで高まった。3Gの続伸は、音楽再生やワンセグ対応など、付加機能を強化した新モデルが投入されたことや、各種割引サービスの拡充によるものとJEITAは見ている。3G端末の出荷台数は2005年4月からの累計で3164万2000台と、対前年比で149.5%という高い水準となった。
PHSはウィルコムが好調なこともあり、2月は15万7000台を出荷。前年同月比で272.2%と1月に引き続き大きな伸びを見せている。2005年4月からの累計出荷台数は154万9000台。
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