調査会社IDCが4月20日発表した統計によると、1〜3月期の世界携帯電話出荷台数は2億2670万台となり、前年同期に比べて26%増加した。前期比では季節的要因から7.3%の減少となっている。
先進国で依然として携帯電話の買い替え需要が高く、発展途上国でも新規契約と買い替えの両方にけん引される形で成長が続いているとIDCは解説している。
出荷台数における市場シェアは首位のNokiaが33.1%で、前年同期の29.9%からリードを拡大。2位のMotorolaは出荷が60.6%増えてシェアを20.3%に伸ばした。以下、Samsungが12.8%、LG Electronicsが6.9%、Sony Ericssonが5.9%の順となっている。
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