5分で分かる、今週のモバイル事情 :7月1日〜7月7日:
ウィルコムは、片手操作も両手操作もできるW-ZERO3の最新版を発表。ドコモもデザイナーズ携帯やMotorolaのRAZRベースモデルなど6機種を発表した。
ウィルコム、「W-ZERO3[es]」を発表
ウィルコムとシャープ、マイクロソフトの3社は7月4日、OSにWindows Mobileを採用したPHS端末「W-ZERO3[es]」(ダブリューゼロスリー エス)を発表した(7月4日の記事参照)。
2.8インチでVGA液晶と、テンキー&QWERTYフルキーボードの2つのキーボードを搭載(7月4日の記事参照)。ウィルコムのPHSモジュールである「W-SIM」を採用した端末となっている。
OSは、Windows Mobileの最新版となっており、企業導入の際に重要なMSFP(Messaging and Security Feature Pack、6月6日の記事参照)に対応している。単体でプロジェクタに出力するための周辺機器も発売される(7月5日の記事参照)。
ドコモ、702ixシリーズ6モデルを発表
NTTドコモは7月4日、702ixシリーズ系の新モデルを発表した(7月4日の記事参照)。「P702iD」「D702iF」「N702iS」「SH702iS」「M702iG」「M702iS」の合計6モデル。
デザインも機能も女性向けに特化した「D702iF」(7月4日の記事参照)や、加速度センサーとゆらぎインタフェースを採用した「N702iS」(7月4日の記事参照)、Motorolaの極薄端末「RAZR」をデザインのベースとした「M702iG」「M702iS」など(7月7日の記事参照)、個性的なラインアップとなっている。
ドコモのFOMAがムーバを逆転──6月契約者数
電気通信事業者協会(TCA)は7月7日、6月の携帯電話契約者数を発表した(7月7日の記事参照)。
携帯電話の契約数は31万3600増えて、9286万9300に。ドコモは14万1000、auは30万2600、ボーダフォンは1万6600増、ウィルコムは5万6200増となっている。
今月のトピックは、ドコモのFOMA契約数がムーバの契約数を逆転したこと。3Gサービスの開始以来約4年半で、6月18日に5割を突破した(6月19日の記事参照)。5月のFOMAの純増数は85万5100で、3G率は50.7%に達している。
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