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RIM、オプション関連で過去の財務報告をさらに下方修正へ
ストックオプション付与に関連して、会計上の記載の誤りが判明。過去の財務報告について「大幅な」利益の下方修正が必要となるという。
カナダのResearch In Motion(RIM)は10月13日、第2四半期(6〜8月期)の決算報告の提出が遅延する見込みだと発表した。また、過去のストックオプション付与について、新たに会計上の誤りが発見されたことも併せて公表。過去の財務報告について、費用の「大幅な」増額と、それに伴う利益の下方修正が必要となるという。
RIMは9月28日の決算速報発表の際、同社の1997年の株式公開以降の財務報告について、合計で約2500万〜4500万ドルの利益の下方修正が必要と発表していた。今回の発表ではさらに、2002年2月まで同社が行っていたオプション付与プログラムに関連して新たな「会計手法上の」誤りが見つかり、結果として、過去の業績についてさらなる下方修正が必要になることが明らかになった。修正金額の規模は未確定。
このプログラムは、オプションを行使する資金の限られている従業員のためのもので、プログラムは既に終了しているという。当時同社が採用していたカナダの会計基準では問題なかったものの、現在は米国会計基準を採用しているため、過去にさかのぼった修正が必要となるという。
RIMでは、6〜8月期の正式な決算報告は、内部調査の完了次第提出する予定。現時点では、6〜8月期決算についてはこうした見直しによる大きな影響はないと見ている。
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