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日本デジコム、衛星電話・通信に新規参入
衛星電話や衛星携帯のレンタル・販売を行う日本デジコムが、インマルサット衛星を利用した衛星電話・通信サービス事業への新規参入を行う。
日本デジコムは12月14日、インマルサット衛星を利用した衛星電話・通信サービスへの新規参入を発表した。インマルサット事業者はKDDIに次いで国内2社目。
同社ではかねてより総務省に対し、インマルサット衛星移動地球局の包括免許取得を申請しており、13日に行われた電波監理審議会の諮問では、免許付与を適当とする答申がなされていた。また、同社は11月14日付で電気通信事業者の登録を受けている。
これにより、近日中に関東総合通信局から日本デジコムに対し、陸上用のインマルサットミニM型、および3G携帯に相当する492kbpsのパケット通信が可能なBGAN型端末の包括免許が付与される予定。
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