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アルテル、“赤耳”こと「RX420AL」のバージョンアップソフトを配布
12月19日から単体販売も始まったウィルコムのアルテル製W-OAM対応W-SIM「RX420AL」のバージョンアップ用ソフトウェアが公開された。W-ZERO3[es]利用時の発着信動作を改善する。
アルテルは12月19日、ウィルコムのW-OAM対応W-SIM「RX420AL」のバージョンアップソフトを公開した。
「W-ZERO3[es]」(WS007SH)とRX420ALを組み合わせて利用する際に、ごくまれに通話終了後、発着信ができるまでに通常より時間がかかるという現象が発生していたが、このバージョンアップにより修正される。
バージョンアッププログラムはW-ZERO3[es]用で、バージョンアップ作業はRX420ALをW-ZERO3[es]に装着した状態で行う必要がある。
なおW-ZERO3[es]以外でRX420ALを利用する場合は、バージョンアップの必要はない。また12月19日から販売が始まった、単体のRX420ALはすでに最新版となるVer.1.01のソフトウェアが導入されているため、こちらもバージョンアップは不要だ。
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