Kyocera WirelessとイスラエルRuncom Technologiesは1月26日、モバイルWiMAX対応機器を共同開発すると発表した。京セラのワイヤレス機器開発技術と、Runcomのチップセット技術を統合、消費者向け機器を共同開発する。
Kyocera Wirelessは、京セラの北米本社兼統括会社Kyocera Internationalの100%子会社。RuncomはWiMAX規格の中核であるOFDMA(直交周波数分割多元接続)の開発者として知られている。
両社はすでに、PCカード、CPE(Customer Premises Equipment)、住居向けゲートウェイなどのモバイルWiMAXターミナルの共同開発に取り組んでおり、現在開発の初期段階にあるという。
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