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3モデルから選べる──KDDI、GPS対応通信モジュールを発売
KDDIは、GPS対応の通信モジュール3機種を4月2日に発売する。WIN対応と1X対応の2種類が用意され、用途に合わせて選べるようになった。
KDDIは、gpsOneに対応した通信モジュール3機種を4月2日に発売する。WIN対応の「KCMV-200」(京セラ製)と、1X対応の「KCMX-100」(京セラ製)「WM-M200」(セイコーインスツル製)の3モデルがラインアップ。gpsOneの搭載でGPSユニットを併用することなく位置情報を測位可能になり、車両運行管理やフィールド作業員の管理など、正確な位置情報を要求される分野で活用できるとしている。
最大2.4Mbpsの高速通信が可能なKCMV-200は、電子看板などへの画像データの送受信や工作機械などへの大容量プログラムの配信、カーナビへの地図データやコンテンツ配信などを短時間で行える。
従来モジュールに比べて約26%軽量化されたWM-M200は、ターミナルアダプタや決済端末などの機器に組み込みやすいのが特徴。KCMX-100は、工作機械などのリモート監視や車両運行管理などでの利用を想定している。
KDDIは同モジュールを、5月16日から18日に開催される「組込みシステム開発技術展」と6月6日から7日に開催される「組込み総合技術展 関西」に出展する。
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