Broadband Weekly Top 10(2月3日〜9日
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【国内記事】 | 2002年2月12日更新 |
1位: イー・アクセスのIP電話サービス,その詳細をチェック――音質は良好
2位: ブロードバンド切り替え時には半分がISPを切り替えていた――gooリサーチ
4位: usen,光ファイバによる新サービスを発表。市内2分4円のIP電話「GATE CALL」やSTBによるテレビ向けコンテンツ配信,法人向け新サービス「BROAD-GATE02」など
6位: IPv6は来年春までに普及する――NTTコミュニケーションズ
7位: イー・アクセスがPC to Phoneの料金を発表,来週開始へ
8位: なぜか下火にならない「Badtrans-B」――1月の被害報告もダントツ
9位: 東電が第一種通信事業許可を取得――ISP込みで月額1万円以下へ
10位: アイ・オー・データ、IEEE802.11aに対応した無線ルータと無線LANカードを発売
誰が最初に言ったのかは忘れたが,「昨年はブロードバンド元年,今年はブロードバンドアプリケーション元年」らしい。
最近の動向を見ていると正にその通りで,コンシューマー向けにブロードバンド回線を提供している事業者は,軒並みIP電話やVoD,オンラインゲームといったアプリケーションを自社サービスに組み込もうとしている。
中でも注目されているのが,やはりIP電話サービス。先週のトップを飾ったイー・アクセスのように,ADSLで手軽に追加できるタイプが人気だ。通話料の引き下げという実利益をもたらすサービスは,今後急速に広まるだろう。
そこで注目されるのが,NTT東西地域会社の出方。IP電話サービスが進歩して既存の固定電話をリプレースできるようになったとき,かなり早いベースで固定電話の切り替えが進むだろう。そのとき,同社は今までの投資を無駄にして,VoIPに移行する決心がつくのだろうか?
時流に乗ることを考えるなら,今から「フレッツ・ADSL」に同様のサービスを加えるだろう。計画通りにFTTHの普及を待つのなら,一時的であれ,電話ユーザーのNTT離れは確実だ。深刻な判断を迫られるのは,そんなに遠い未来のことではないように思える。
[芹澤隆徳,ITmedia]
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