Living Plus Weekly Top10(5月18日〜5月24日)
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1位 | どうなる、IP電話→携帯の料金設定 | ||
2位 | ホームサーバにも最適? NECの水冷PCのキーフィーチャーを試す | ||
3位 | 第3回:PPPoEの可能性を広げる「Unnumbered PPPoE」と「PPPoEマルチセッション」 | ||
4位 | ADSL、747万回線に ――NTTの強さ目立つ | ||
5位 | 第2回:SPIと動的パケットフィルタリングの違い | ||
6位 | 第4回:NATを越えるための機能 | ||
7位 | ラグナロクオンライン、2月のアカウント停止措置で一部に誤認 | ||
8位 | 最終回:その他のちょっとした機能も活用しよう | ||
9位 | 「FTTH放送」はスカパーを黒字化に導くか? | ||
10位 | 迷惑メール防ぐ「広告ガイドライン」が策定へ |
うるさい機械よりも静かな機械のほうがいい。皆、わかっているはずなのに、コスト削減やクロックアップ競争に目を奪われ、静粛性という大事な部分が軽視された時期があった。あえて目を伏せ、見ないようにしていたと言った方が正確かもしれない。
最近は、自作PCの静音グッズブームもあり、静粛性に対するメーカーの考え方がずいぶん変わってきた。もちろん、静音ブーム自体は決して新しい分野ではなく、それまでくすぶっていた静粛性に対するニーズが顕在化しただけのこと。ただ、そのニーズの高さに驚いた人も少なからずいたに違いない。
静粛性が見直されるようになった理由はさまざまだ。自作PC分野でいえば、頑丈な鉄製ケースよりも振動に弱いアルミケースが流行したこと、低消費電力&低クロックのCPUでも(用途によっては)十分なパフォーマンスを発揮するレベルに達したことなどがある。
また、常時接続環境が広がり、電源を入れっぱなしのPCが増えたことや、HDDレコーダーやホームサーバといった機能をPCが備え、家電に近づいてきたことも挙げられるだろう。例えば、常時ファンが回ってうるさいTVやビデオデッキなど誰も買わない。PCが高機能化する上で、静音化は避けて通れない要素といえる。
もちろん、水冷に限らず静音化のアプローチは、ホームサーバやセットトップボックス、ホームゲートウェイといった、今後家の中に入るであろう、多くの機器に取り入れるべきだ。だからこそ、先鞭をつけたNECのVALUESTARには売れて欲しいと思う。NECが成功すれば、他社も追随する。市場が広がれば製造コストも下がるからだ。
気になるのは、“静粛性”というメリットが、PCショップの店頭ではわかりにくいという点だろうか?
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