リビング＋：Weekly Top10

2003/08/11 17:39:00 更新

Living Plus Weekly Top10（8月3日〜8月9日）
韓国の小学生は、夏休みの宿題を「秒殺」する？

世間は、どこも夏休みに入りつつある。夏休みといえば、宿題にあたふたする小学生というのが風物詩のひとつ。ところで、韓国の小学生となると、自分で要領よく宿題をこなすようだ。

Living Plus Weekly Top10 8月3日〜8月9日
1位	「PSX」の姿を想像してみよう
2位	徐々に盛り上がる“IT”鈴鹿8耐。ウェアラブルPCを使うピットクルーも登場！
3位	みんゴル、一部プレイヤー名を利用禁止に
4位	「オンラインゲームユーザーはオタクか？」を議論する、その前に
5位	ブロードバンドユーザーが利用したいサービス、第1位は……
6位	日本標準時は明石市ではなく東京の小金井市？
7位	ブロードバンドの主戦場はリビングルームへ？
8位	ブロードバンドで“TV放送”の可能性
9位	“チャット先進国”　〜韓国の場合
10位	「オンラインゲームユーザー＝オタク」ではない？

　先週のトップは、PlayStationの次世代版こと「PSX」に関する記事。この製品に対するユーザーの期待と、情報への“飢え”を感じさせる結果となった。ランキングにはほかにも、ゲームに関連した記事が多い。

　個人的に嬉しいのは、9位に韓国のチャット事情を描いた記事がランクインしたこと。記者はこの取材で、その内容に非常な関心を覚えた。興味を持ってくれたユーザーが、それなりに多かったことはありがたい。

　ちなみに、その際にガイアックスの許賢（Hur Hyunn）氏に聞いた話だが、いまや韓国のPC房は“低年齢化”が進んでいるとのこと。夏休みに入ると、子供たちがかけまわって、「非常にうるさい（笑）」（許氏）のだという。

　「昔は、PC房といえば大人がタバコをくゆらせつつゲームをする場所だったのだが……」。時代の変遷を感じたようだ。

　こうした小学生は、PC房で夏休みの宿題をやっていたりする。教師に課題学習を与えられて、その資料をネットで探していたりするのだという。「『いいのを見つけたー！　これを、コピペすれば宿題は完了だねー！』とやっている」（同）。大人からすれば、手抜きの方法ばかり上手くなって……と、苦笑するしかない。

　しかし同時に、こうした手抜き技術こそが“インターネットリテラシー”というやつか？？　という思いも頭をかすめる。日本の小学生で、課題学習にネットを活用する子供は、はたしてどれだけいるのだろうか……。

[杉浦正武，ITmedia]

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