日本気象協会は10月7日、2016年春の花粉予測(第1報)を発表した。今年と比べ、同程度か、上回る地域が多いとしている。
今年と比べ多いと予測されているのは東海、近畿、四国、中国、九州。四国と九州は約1.5倍の飛散増になる見込みだ。今年少なかった大阪は2倍近くになると予想している。
東京を含む関東甲信と中国は今年並み。北海道と東北、北陸はやや少ない見込みという。
例年比では、東北を除き例年並みか下回るとの予測。東北は例年並み以上になる見込みだ。
今年は春のスギ・ヒノキ花粉の総飛散数が西日本を中心に少なく、東北地方では多かったという。
花粉の飛散は夏の気象が大きく影響する。高温で日照時間が多く、雨が少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉飛散数が多くなると言う。今夏は北・東日本と西日本で天候が分かれた結果からの予測になっている。
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