マツダ「デミオ」「ファミリア」など92万台リコール イグニッションに不具合、火災13件発生

» 2015年10月16日 15時33分 公開
[ITmedia]

 マツダは10月16日、エンジンに点火するイグニッションスイッチに不具合があったとして、1989年〜2005年に製造した「デミオ」「ファミリア」など21車種92万3672台のリコールを国土交通省に届け出た。

 イグニッションスイッチ内部の接点に過剰なグリスが塗布されたため、スイッチ操作によるアーク放電の熱でグリスが炭化して接点間にたまり、スイッチ内部の絶縁性が低下することがあるという。そのまま使用すると、接点間が導通してスイッチが発熱・発煙し、火災が起きるおそれがある。

 これまでに36件の不具合が報告され、13件の火災が起きたという。

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