居酒屋チェーン大手のワタミは1月22日、米卸大手で回転ずしレストラン「元気寿司」などを運営する神明ホールディング(HD)と資本業務提携したと発表した。神明HDのノウハウを活用して新商品の開発強化や食材調達の安定化などを図り、収益性の向上を目指す。
また、ワタミは2016年2月8日付けで第三者割当による自己株式処分を実施。神明HDに対して175万株(発行済み株式総数の4.19%)を売却し、14億3850万円を調達する。
ワタミの直近で発表した2016年3月期第2四半期(2015年4〜9月期)の連結決算は、営業利益が14億1600万円の赤字、当期純利益は20億6900万円の赤字。介護事業を損保ジャパン日本興亜ホールディングスに売却するなど、経営の立て直しを進めている。
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