プロ登山家と共同開発! 「PRO TREK」の最上位モデル、その実力は?開発秘話に迫る(4/4 ページ)

» 2016年02月01日 10時00分 公開
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アナログ時計ならではの機能性と使い勝手を追求

世界のトップクライマーが求めるタフな要件を満たすためにさまざまな先進技術が投入されている

 この「トリプルセンサー Ver.3+アナログ表示」がはじめて実現されたモデルが先にも紹介したPRW-6000で、今回のPRX-8000Tでもその機能が踏襲されている。もともとトリプルセンサー Ver.3が備えていた高度な計測技術は、8000メートル級の登頂にも耐え得る本格機能を目指したPRX-8000Tにおいても存分に生かされているという。

 「気圧の計測も、その時点での気圧を表示するだけでなく、過去2時間ごとの計測値の傾向をグラフとして表示する機能も備えています。登山においては、天候の推移を見極めるために気圧が徐々に低くなっているのか、あるいは高くなっているのか、その傾向を把握することが何より重要です。その点私たちは、日本を代表する山岳気象予報士である猪熊隆之さんのアドバイスを仰ぎ、登山家が本当に必要な気圧推移の情報を表示する機能を開発しました」(牛山氏)

 またPRX-8000Tには、液晶窓に表示されるこれらの情報をより見やすくすべく、ボタン1つで文字板と液晶窓を2個のLEDライトで照らしてくれる機能を備えるほか、時刻を示すインデックスにも二重に蓄光処理を施すことで、夜間での視認性もより高める工夫が凝らされている。

 針の材質にも工夫が凝らされている。時刻の視認性を高めるには、針はなるべく大型化したほうがいい。しかし大きな針を動かすにはモーターにより大きな駆動力が必要とされるため、部品の大型化や電池の消耗が避けられない。そこでPRX-8000Tでは、時分秒針の材質にカーボンファイバーを使用している。

 このようにPRX-8000Tは、一見すると都会的でスマートに見える洗練されたデザインを身にまといながら、その中身に目を転じてみると世界のトップクライマーが求めるタフな要件を満たすためにさまざまな先進技術が惜しみなく投入されているのだ。たぐいまれな二面性を備えたPRX-8000Tは、「羊の皮を被った狼」という形容がふさわしい極めて個性的なモデルだといえよう。

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2016年2月29日

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