スマートフォン、SNSの普及は拡大し続けている。新たに多種多様なSNSも続々とリリースされており、炎上件数はまだ増え続けるだろう。炎上は「起こさない」のが原則だ。炎上がひとたび発生すると、コントロールするのは極めて難しい。
また、炎上が起きた後で問題投稿を削除したとしても効果がない。スクリーンショットを撮られてしまえば、その先ずっと出回り続けることになる。最近ではテレビなどのマスメディアも炎上を取り上げるようになってきたため、より一層拡散されてしまう。
そして最も認識しておく必要があるのが、インターネット上の記事は簡単に削除できないということだ。炎上すると、インターネット掲示板や炎上を特集したブログなどに炎上の全容が書き込まれる。他人によって書かれた記事を削除するには、直接要請する方法、弁護士を通して要請する方法などがあるが、全てを削除することは現実的ではない。一度炎上すると、半永久的にそのネガティブな印象を与えてしまうことになりかねないのだ。
それでは、どのようにして企業ブランドを無責任な者たちから守るのか。炎上は起こさないのが原則、という観点から考えると、炎上を「予防」するには、教育・研修の実施もしくは見直しをすることが重要だ。実施もしくは見直しする際のポイントは次の2つだ。
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