ジャパンディスプレイは8月5日、2016年4〜6月期の連結最終損益が118億円の赤字になる見通しだと発表した。出荷数の落ち込みや中国市場での価格下落などで売上高が予想を下回る上、円高も響く。
売上高は前回予想から210億円減の1740億円に下方修正し、前年同期比では約3割減に落ち込む。計画に対し出荷数量が減った上、中国市場での平均販売価格の下落、欧米市場向け製品ミックスの変更などもあり、当初予想を下回る見通しになった。
さらに円高が響き、営業損益は当初予想の10億円の黒字から一転、35億円の赤字に転落する見込みだ。
4〜6月期決算と7〜9月期業績予想は8月9日に発表する。
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