台風などの影響で4カ月ぶりに減少 コンビニ9月売上高

» 2016年10月20日 18時58分 公開
[ITmedia]

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は10月20日、主要コンビニエンスストアの2016年9月売り上げ実績を発表した。既存店は4カ月ぶりのマイナス成長となった。台風などによって降水量が多く客数に影響を及ぼした。

 既存店の売上高(税別)は8010億8400万円で前年同月比0.01%減、来店客数は同0.3%減の13億3123万6000人で7カ月連続のマイナスだった。平均客単価は同0.2%増の601.8円で、こちらは18カ月連続でプラスとなった。淹れたてコーヒーや店内調理品などのカウンター商材が順調だったほか、全国的に平均気温が高くアイスクリームや飲料などの売れ行きが好調だった。

 商品別で見ると、菓子類やソフトドリンク、アルコール飲料などの加工食品が同1.8%増で、唯一のプラスだった。

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