大阪・通天閣の大時計、アナログ式からLEDビジョンに日立の広告リニューアル

» 2017年01月19日 17時39分 公開
[ITmedia]

 大阪のシンボルとして親しまれる展望塔・通天閣(大阪市浪速区)の広告がリニューアルされ、「ツーテンの日」2月10日に点灯を始める。約60年にわたってアナログ式だった大時計はLEDビジョンに変更され、季節に合わせた動画ビジョンなども映すという。

photo リニューアルされた通天閣のイメージ

 通天閣のネオン広告は、再建翌年の1957年から日立製作所が掲出。約5年間隔でサイクルでリニューアルしており、2011年にはネオン管の大部分をLEDに換装し、消費電力をほぼ半減させた。

 13回目となる今回のリニューアルでは、ライトアップカラーを従来の6色から12色に増やし、1年を12色のバリエーションで表現できるようにした。15分間隔でカラーを変化させる時間を設け、より華やかに通天閣を楽しめるようにするという。

 大時計はLEDビジョンになり、多彩なデザインで時刻を表示する。歴代の盤面を再現したものや、デジタル表示も登場する。

photo 大時計はLEDビジョンになる=ニュースリリースより

 通天閣は昨年10月に60周年を迎え、運営する通天閣観光と日立は記念キャンペーンを共同で展開してきた。2月10日午後6時から開く点灯式では、通天閣の過去と未来をテーマにした特別イルミネーションショーを実施。様子は日立の公式Facebookアカウントでライブ中継する。

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