ドンキ、“最速配達”に参入 「最短58分」の新サービス食品、日用品など2500点対象

» 2017年02月06日 14時59分 公開
[ITmedia]

 ドン・キホーテは2月6日、Webサイトで購入された商品を最短58分で配達する新サービス「majica Premium Now」を2月22日に始めると発表した。食品や日用品など約2500点が対象。まず「MEGAドン・キホーテ大森山王店」(東京都大田区)でスタート。対象店舗と商品は順次拡大する。

photo 「58分配達EC」をうたう

 注文を受け、対象店舗から直接配達する。58分配達をうたうのは店舗から半径3キロ以内が対象で、配達料として750円(税込)がかかる。2時間ごとに配達するサービスなら店舗から半径5キロ以内を対象に、無料で利用できる。

 食品や飲料、酒、日用品、ペット用品、文具などをそろえる。利用には最低2000円(税別)分購入する必要がある。当初はスマートフォン用「majica」アプリからの注文のみ対応する。

 新サービスブランド「majica Premium」の第2弾。第1弾は昨年10月、訪日外国人の自宅に商品を配送するECサービスとして「「majica Premium Global」をスタートした。第3弾は今夏、商品をユーザーが望むデザインや仕様に変更できるサービスを計画している。

 EC各社は商品を短時間で配達するサービスで顧客取り込みにしのぎを削っている。アマゾンジャパンが1時間で届ける「Prime Now」、楽天が最短20分配達をうたう「楽びん」を展開しているほか、ヨドバシカメラは昨年、最短2時間半以内で無料配達する「ヨドバシエクストリーム」をスタートした。

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